シャンドラの|灯《ひ》をともせ
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「俺達は黄金の鐘を追い求め、空島へと辿り着いた」
「ひし形のおっさん達の夢が間違いではないことを証明するためにだ」
黄金郷は空にあったのだと証明するために突き上げる海流を乗り越え、クリケット達と共に遂に空島へと辿り着いた。
「それがもう目前にまで迫っている」
ルフィはアラバスタに乗り込んだ時と同じく左腕を突き出す。
アキト達も同じくそれぞれの左腕を前へと突き出し、ルフィの左手へと重ねた。
「俺はあの雷野郎を潰す」
「俺達の中で一番機動力があるアキトは遺跡を探索するロビンの力添えを頼む」
ルフィは船長として仲間達に空島での役割を分担していく。
機動力だけでなく、防御力に秀でたアキトの手助けがあれば、ロビンの遺跡探索もスムーズに進むと考えてのルフィの判断だ。
「ナミとビビの2人もアキトと一緒に行動し、黄金の探索に当たってくれ」
非戦闘員であるナミとビビの両名もアキトとの行動が決まる。
ナミとビビの2人はルフィの役割分担に歓喜し、密かにガッツポーズを取っていた。
「ゾロとサンジは俺と一緒に行動してほしい」
「「了解、船長」」
戦闘員であるゾロとサンジはルフィと共にエネル及び残りの神官の打倒に動き出す。
「それじゃあ、俺達もアキトの兄ちゃんと共に行動することにするぞ、マシラ、ショウジョウ」
「「御意」」
「吾輩とピエールは民達の避難に取り掛かるのである」
ガン・フォールは先代の神の最後の務めとして島の住民達をエネルの脅威から救うべく、別行動をとることを決意する。
彼の相棒であるピエールは頼もし気に鳴き、何時でも出発出来るように羽を羽ばたかせていた。
チョッパーはもしもの場合を考え、ガン・フォールと共に空島の民達の救助に当たる。
ウソップはチョッパーの援護を名乗り出ていた。
「エネルが空島を落とすまで時間は余りない。勝負は一瞬だ」
「だが、勝つぞ!!」
船長であるルフィの言葉にアキト達が首肯し、それぞれが自身の役割を全うするべく行動を開始する。
エネルが空島を滅ぼすまでに幾ばくかの猶予もなく、刻一刻とタイムリミットが迫っていた。
▽▲▽▲
神の地をワイパーがただ一人駆け抜ける
シャンディアの戦士はワイパー以外、既に全滅していた。
クソ、エネルめ……!
途中で倒れた者を見捨て、仲間を踏み越え、ワイパーは雲の道を突き進む。
それは一瞬の出来事であった。
シャンディアの戦士・カマキリが雷に打たれ、その身を焼かれた。
二丁の銃の使い手であるブラハムが空からの落雷
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