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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
第9話 汗ばむ淫らな女傑達は、媚薬の罠に勝利する
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、ベッドから飛び退いてしまった。
「無粋な奴め……! 俺の楽しみを邪魔するとはッ!」
「あぁあぁっ……はぁあっ……!」
大量の毒塗りナイフは空振りに終わり、先程までアンジャルノンが腰を振っていた位置に突き刺さっている。
一方、その近くでは――再び全身に白濁を浴びせられたジルフリーデが、焼け付くような粘液の熱さに喘いでいた。
「間一髪、ってヤツかしら? 危なかったわね、ジル」
「ロ、ロザ……!」
「よく頑張ったわ。……あとは私に任せなさい」
「おいおいロザ、私達……だろ?」
「姫様、王妃様、ご無事……!? あぁ、なんということだッ! おのれアンジャルノン、絶対に許さんッ!」
そんな彼女を救うために駆けつけ、真っ先にナイフを投げつけた――ロザヴィーヌの登場を皮切りに。ベーナゼットとラフィノヴァも、ついにこの寝室に合流する。
待ちに待った仲間達との再会と、救援の手に――アンジャルノンの剛剣に屈しかけていた王妃と姫君は、感涙と笑みを浮かべていた。
「皆……!」
「あなた達……!」
「その状態じゃあ、満足に戦えないわよねぇ。任せなさい、ジルフリーデ。この国と、あなたのために……もう少しだけ骨を折ってあげる」
「あんたがアンジャルノン、ね。……国中の女を散々弄んだ罪、あんたの粗末なモノで償ってもらうわ! アタシの斧で、ちょん切ってやるッ!」
「姫様、王妃様……そしてこの国全ての人々に働いた、数々の狼藉! もはや貴様1人の首では収まらんッ! 聖国の大地から、全ての帝国兵が消え去るまで……私達は戦い続けるぞ、アンジャルノンッ!」
そんな王族達を救い、この聖国に光明を齎すために。ロザヴィーヌは槍を、ベーナゼットは斧を、ラフィノヴァは両手剣を構え――鉄球を拾い、臨戦体勢に入ったアンジャルノンと睨み合う。
その全身には、この一室に漂う媚薬の香による汗が滲み――極限まで高められた生殖本能が、彼女達の「聖域」を濡らす愛液を迸らせていたのだが。それでも戦乙女達は気丈に、得物を握り締めている。
「媚薬の香で全身が敏感になり……立っているのもやっとな女共が! しとどに股を濡らしておいて、何を抜かすッ! いいだろう、ならばジルフリーデ共々……お前達にも俺の子種を注ぎ、永遠の隷属を誓わせてやるッ!」
そして。最大の楽しみを邪魔された怒りに燃え、鉄球を振るう猛将もまた。
鬼神の如き形相で、この寝室に充満する媚薬効果に震える、彼女達の肢体を――粘つくような眼差しで射抜いていた。
――結論から言えば、まずラフィノヴァ達に勝ち目はない。
ただでさえ全員が、激しい媚薬責めと絶え間ない膣内射精によって、憔悴しきっている状態なのだ。ジルフリーデもアンジャルノンの抽送で腰砕けになっている今、怒り狂ったアン
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