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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
第7話 勇ましき姫は、処女喪失に乱れ狂う
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帯を壊そうとはせず、秘所や臀部以外を責め続けていた。

「……ひうぅっ!?」
「ぺろぉっ……ふふ、想像以上にいい味だ。大なり小なり、装備の下は蒸れるだろう? そこで熟成された女の汗というのは……何度味わってもいいものよ。ちゅぱっ、れろっ、じゅるるっ、ちゅうぅうッ!」
「ああぁっ!? は、はぁっ、あぁあはぁっ! ひ、ひぃっ、ひぃうぅうっ! ぅあ、はぁああっ!」

 唇、頬、うなじ、首筋、鎖骨。豊満な巨峰とその先端に、腋、二の腕、手の指先、脇腹。太腿に脹脛、足の指先から……足の裏まで。

 文字通り全身のありとあらゆる箇所の肌に、舌を這わせ、ここに辿り着くまでに滲ませていた「汗」の味を堪能している。今まで、オスの本能に訴える甘い色香を放ち続けていた肢体を、心ゆくまで堪能するために。
 彼の獣欲に満ちた責めに押し上げられ――悩ましい貌で喘ぎ続けてしまうジルフリーデもまた、自分の身体の強烈な変化に適応しきれず、戸惑いと共に悶えていた。

「んはぁあぁっ!?」
「ほう? ただでさえ大きい胸なのに、()が1番弱いのか。……なら、より可愛がってやるとしようか。じゅるるるっ!」
「くぁあっ……!? ぁ、あぁ、はぁあっ……あぁあぁあぁあッ!」

 本人でさえも知らない、胸の頂という弱点。そこを重点的に揉まれ、吸われ、舐められ、弄られ、ジルフリーデはさらに悶絶する。

「ほら、せっかくイイものがあるんだ。しっかり挟んで、俺を楽しませてみろ」
「ちゅっ!? んうぅっ、ちゅうぅっ! ちゅぱっ、れろぉっ……!」

 淫らに揺れ動き、オスの視線をさらう白い双丘に、下卑た笑みを浮かべるアンジャルノンは――彼女の両胸を無遠慮に揉みしだき、その谷間に己の剛剣を差し込んだ。
 黒く猛々しいオスの象徴は、ジルフリーデの柔らかな乳房に挟まれ、さらに熱を帯び。その先に待つ、桜色の唇へと侵入する。

 やがて彼女の温かな口内へと押し入った剛剣は、唇ごと姫君の全てを内側から蹂躙していった。媚薬と生殖本能により、性への渇望を高められたジルフリーデ自身も――理性に反して、その逞しい「オス」にむしゃぶりついてしまう。
 きつく瞼を閉じ、頬を赤らめながら――懸命に男の逸物に口付けし、舐めしゃぶり、奉仕する彼女の姿は。どんな娼婦にも真似できないほどの、背徳的な色香を放ち続けていた。

「ちゅぱっ、ちゅうぅっ、れるっ……ちゅっ、れろおっ……んぅっ!?」

「ふふ、いい調子だ……。そろそろ、本番(・・)と行こうか?」

「……!?」

 すでに彼女の身体は、彼女のものではなくなっているかのようであった。意に反して、生殖本能に狂い男を欲する姫君の肢体は――完全に、「子作り」の段階に突入している。

「……っ!」

「ふふふ……今まで何十人と
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