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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
第5話 男勝りな女戦士は、手錠と足舐めに乱れ狂う
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を救った彼女は――男だけには負けないために、一行に加わる道を選ぶのだった。

 そんな彼女は今も、ジルフリーデ達と共に戦い続けている。女を道具のように扱う男達に、目にものを見せてやるために――。

 ◇

 聖国で悪事を働いた者が収容される地下牢。そこは本来、平和を乱す悪人達を閉じ込めるための場所であるが――帝国軍の侵略により、正義そのものが崩壊した今となってはもはや、そんな理屈は通用しない。

「こ、このっ……んふぅっ、は、外しなさいよ、これっ!」
「外すわけねーだろ、全く……ほんとに媚薬は効いてるんだろうな? めちゃくちゃ暴れまわりやがって……」
「しかしこいつの力でも外れねぇなんて、さっすが聖国製の拘束具だぜ。この国で作られた鉄製品は、たまに帝国にも流通してるくらいだしなぁ。この地下牢まで追い詰めた甲斐があるってもんよ」

 聖国を救う正義の戦士として、この城にまで乗り込んできたはずだったベーナゼットは今――本来ならば捕らえられるべきであるはずの帝国兵達の手で、逆に囚われの身となっているのである。
 彼女の膂力と斧による苛烈な攻撃も、媚薬を嗅がされ力を奪われた今の状態では、その真価を発揮することは出来ない。それでも力の限り暴れ続けていたのだが――もはや、限界であった。

 両腕を吊り上げるように拘束されたまま、無防備な腋を露わにされた状態で吠える彼女の下腹部は、すでに準備万端(・・・・)なほどに濡れそぼっており――抵抗する力だけを奪われた艶かしい肢体と、そこから漂う女の汗による匂いが、ケダモノ達を激しく焚きつけていた。

「へへっ……しかし、さしもの女戦士ベーナゼットも、こうして見ると可愛いもんじゃねぇか。俺達でもっと女らしくしてやるぜ」
「や、やめろッ……あぁあッ!?」
「ヒューッ! 見えそうで見えなかったベーナゼットの身体が、ついにご開帳だぜぇ!」
「い〜い身体してやがる……楽しい宴の始まりだなァ!」

 いとも容易く装備を脱がされ、露わになる柔肌に男達はますます興奮を高めて行く。女だてらに斧を振るい、男顔負けの力で自分達を打ち負かしてきた彼女の「オンナ」を前に、ケダモノ達は沸き立っていた。
 健康的で張りのある乳房も、無防備に晒された腋も秘所も、肉感的な脚も。生まれたままの身体全てに、媚薬による汗が滲んでおり――そこから漂う彼女の匂いが、生殖本能を滾らせる男達の「剛剣」を猛烈に滾らせている。

「も、もう我慢できねぇ! たぁっぷりと可愛がってやるッ!」
「よっ、寄るな! このッ――んうぅうッ!?」

 オスの本能を暴発させる、その色香に呼ばれるように――男達の1人が、ベーナゼットに迫って来た。そんな彼を拒絶するように、女戦士は扇情的な脚を振り上げ彼を蹴り飛ばそうとする。
 本来の彼女なら
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