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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
第4話 妖艶な女盗賊は、触手と挟撃に乱れ狂う
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を失うまで続けられた凄惨な陵辱劇は、ようやく終幕を迎える。
地に伏して、白く豊満な臀部を震えながら突き出し、気を失いかねないほどの絶頂と射精を与えられてきたロザヴィーヌは。汗と唾液と白濁に塗れ、痙攣し続けている。
「ぜぇ、ぜぇっ……へ、へへっ、最高だったぜ義賊さんよぉ」
「こりゃあ全員とっ捕まえた後が楽しみだぜ。残りの3人にも絶対ブチ込んでやる」
「おいおい、ジルフリーデは将軍のお手付きになるんじゃなかったのか?」
「へへっ、なぁに……媚薬でめちゃくちゃにしてやれば分かりゃしねぇよ。男嫌いの女傑様達に、男の良さをたっぷりと
注ぎ込んで
(
・・・・・
)
やろうじゃねぇか」
「……っ!」
だが、身動き一つ取れなくなったわけではない。これからのことで帝国兵達が盛り上がっている隙に、側で転がっていた槍を掴んでいた彼女は――自分の双肩に掛かっている未来を悟り、その眼に快楽に屈せぬ誇りを取り戻して行く。
自分がこのまま囚われれば、ますます他の3人が不利になる。ジルフリーデを彼らから守るためにも、仲間達のためにも――こんな媚薬に頼るしかない男達に、負けるわけにはいかない。
何より、この先ずっと、いいように犯され続ける未来など。今は亡き祖国の、完敗に等しい。そんな結末だけは、実現させてはならない。
「……か」
「あん……?」
「お、おい、この女ッ――!?」
「――さ、せるっ……ものですかッ!」
快楽の海から這い出た、その闘志と。白濁に塗れた彼女の手に握られた、祖国の槍に――男達が気付いた瞬間。
気高き亡国の姫は、咆哮と共に切っ先を突き出し――前方の敵を一気に刺し貫くのだった。
「ぎゃあぁああッ!?」
「はぁあぁッ――ぁあぁあぁあーッ!」
その強烈な踏み込みに伴う反動で、彼女の胎内に注がれていた白濁が噴き出す瞬間。気力だけで突き出された一閃によって、彼女の前に立っていた男達は纏めて吹き飛ばされてしまう。
あまりの衝撃により――直接突き刺されていない帝国兵達までもが、余波によって壁に叩きつけられ、昏倒していた。その光景を目の当たりにした後方の男達は、彼女の白い臀部に欲情する暇もなく震え上がる。
「こ、この女……ど、どこにこんな力が……!?」
「悪いけど……あなた達と遊んでいられるほど、私は暇じゃないの! 必ず合流するって……約束してるんだからねッ!」
狭い通路内では槍を振り回すことはできない。ならば挟み撃ちも出来ないほどの速さで、片方を先に倒し尽くせばいい。
そんな荒唐無稽な所業を、媚薬と輪姦により責められ続けた身体のままで、実現して見せたロザヴィーヌは――快楽と闘志の狭間に打ち震える身を引きずり、残りの男達に槍を向ける。
「よくも散々、好き放題にヤッてくれたわね……
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