第91話 ペットは最期まで責任をもってお世話しましょう
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前はぁぁぁ!」
「無論、検査です。もし万が一この排泄物の中に侵略型異星人が紛れ込んでいたら一大事です。その前にこうして検査をして除去してしまおうと思ったのでこうしてサンプル採取をしているのです」
「止めろぉぉぉぉぉ! 年頃の娘がおっさんのウン〇を採取してる光景なんて俺ぁ見たくねぇんだよぉ! 頼むからやめてくれ! 300円あげるからさぁ!」
「さ、300円ですって!!? 私の2か月分の研究費用(お小遣い)を提供して下さるだなんて。これは是が非でも研究を成功させねばなりませんね」
逆効果だった。却ってやる気を出させてしまっただけだったようだ。
「ちょっ、なのはちゃん止めてくんない。そりゃ確かに俺の肛門から出て来た代物なんだけどさぁ。それを君みたいな女の子が弄繰り回して良い光景じゃないよ。これきっと読んだリリカルなのはファンとかが絶対卒倒しかねない光景だからさぁ」
「ご心配なく。その時には倒れたファンの方々を回収し私自ら監修の元改造手術を行います。そうすれば些細な事で一々気絶するような軟弱な精神などかなぐり捨てた超人へと生まれ変われる事でしょう」
「うん、とりあえず全然大丈夫じゃない事は分かったからさぁ、とにかくもうそんな事止めてくれない? 見てるこっちの方がなんか辛いからさぁ」
「確かに辛いです。ですが誰かが業を背負わねば人は前に進めないのです。人類を新たなステップへと進める為ならば私は喜んでこの身を汚す覚悟があります!」
「すっげぇ重いんだけどぉ! 何この子! まるで何処かの赤い彗星とか言われてる人みたいな事言ってるんだけど。小惑星とか地球に落下させて核の冬とか起こしそうなんだけどこの子ぉぉ!」
近藤の説得も失敗に終わってしまった。まぁ、最初から近藤の言葉などに耳を貸す事はないだろうなぁと銀時は思っていたので然程気にしてはいないのだが。
「いい加減にするアルよなのは!」
「か、神楽さん!?」
そんななのは(シュテル)の暴挙を止めたのは意外にも今の今までだんまりを決め込んでいた神楽であった。
「そんなゴリラのケツから出て来たウン〇に触ったらゴリラ菌が移るアル。なのはの顔もゴリラ顔になっちゃうアルよ!」
これが神楽なりに出来る説得方法だった。普通ならそれで万事OKなのだろう。だが、それは説得相手が彼女でなければの話だ。
「何ですって!? ゴリラ菌なる物が存在していると言うのですか!?」
「え?」
「こうしてはいられません。今すぐにでもサンプルを採取しなければ。となればこの排泄物でも構いませんがもっと確実にデータを取る為にも血液を採取しなければ。と言う訳ですので近藤様。血を200ccほどお譲り下さい」
あ、こりゃ駄目だ。完全にスイッチが入ってし
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