第91話 ペットは最期まで責任をもってお世話しましょう
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刺さってくる。
(お願いだぁぁ! どうか察してくれぇぇアリアさんーーー! こいつらに俺が見合いしてるなんてばれた日にゃ何言いふらされるか分かったもんじゃないんだよ)
(え? 何、何なの!? 一体ぜんたいどうなってるの? ってか、この人達勲さんの知り合いか何かなの? もう急展開過ぎて何が何やらさっぱり分からないんですけど。一体どうすれば良いの私はぁぁーーー!)
近藤の無茶ぶりのせいでアリア自身も結構パニックに陥ってしまっていた。まぁ、元々リリカルキャラである彼女に銀魂的ノリを即興でやれと言う事そのものが無理だったのだろうが。
「はぁ? ゴリラの散歩? お前自分がゴリラだって自覚持ってる訳ぇ?」
「べ、別に良いじゃないか! ゴリラがゴリラ飼ってたって何も問題ないだろ? そ、それよりもアリアさん、俺達もそろそろ部屋に戻るとしましょうかねぇ?」
「え? え、えぇ・・・そ、そうですね」
適当なところで会話を切り、一秒でも早くその場から立ち去りたく足早にその場から動き出した近藤。
そんな近藤の袴から何やら得体の知れない物が転がり落ちて行った。
茶色くて太くて、そして何故かモザイク処理が施されたとても汚らしい何かが袴から転げ落ちたのをこの時誰もがその瞬間をとらえてしまった。
「あ・・・」
「あ!!!」
誰もが一言、一言だけ言葉を発した。それ程までに衝撃的光景であったのだ。
(や、やっべぇぇぇ! 袴の下はトランクス一枚だったから零れ落ちちまったあああああああああ! 一本〇ソが丸まる零れ落ちちまったああああ!)
零れ落ちたそれを見て真っ青になる近藤。何が落ちて来たのかいまだに理解しておらずギョッとした顔をするアリア。んでもって毎度の事なので相変わらず冷めた目線の銀時と神楽。
だが、その中で一人なのは(シュテル)だけは対応が全く違っていた。
「皆さん! すぐに離れてください! これは危険な寄生型エイリアンに違いありません!」
と、いきなりそんな事を言い出す始末であった。
「おいなのは、あれはどう見てもあのゴリラのケツから出て来たウ〇コだろ? 寄生型エイリアンな訳ねぇじゃんか」
「甘いですよお父様。世の中には細胞レベルの大きさしかないエイリアンだって存在しているんです。もしかしたらこの排泄物の中に混じってエイリアンが他の生命体に寄生しようとしているのかも知れません!」
「あ、一応ウン〇ってのは認識してるんだお前」
一応それを〇ンコと認識していてくれて一安心な銀時だが、そんな銀時の目の前で突如なのは(シュテル)は完全防備体制を取った後に、近藤の落としたソレのサンプル回収をし始め出したのだった。
「おいいいぃぃぃぃぃ!! 何やってんだお
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