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戦国異伝供書
第五十話 再び向かい合いその十
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国の公儀を担われる様になるので」
「はい、そのことを思うと」
 非常にと言うのだった。
「大きいです、ですが」
「それでもですね」
「気を引き締めてです」
 そのうえでというのだ。
「出陣します、そして」
「関東管領になられ」
「北条家もです」
 相模のこの家もというのだ。
「降しますので」
「そのこともあって」
「わたくしはこの度これまで以上に心を引き締め出陣します」
 こう言ってだった。
 政虎は出陣前の宴も開いた、彼にとって運命の時がまた来ようとしていた。


第五十話   完


                  2019・5・15
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