12 決戦「次郎長」vs「義元」
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口の矢から守ろうとした。しかし、渦は矢によって消失した。
「これは『無力化の矢』だ。どんな能力も打ち消しちまうぜ!」
「何!?この野郎!」
大野は草の石の力で草や木の葉の嵐を作り出した。ヤス太郎は嵐の中の木の葉でパチンコを弾かれたが、川村はバズーカで大野に目眩ませの為の弾を放った。
「うおっ、見えねえ!」
大野は眩しさで目を開けられず、抑えた。
「さくら、ブー太郎、やってくれ!」
「あいよ!」
まる子は炎の石の能力を行使した。山口、川村、ヤス太郎に熱風を浴びせた。
「あ、あちー!」
「川村、バズーカで冷気を出せるか?」
「ああ!」
「させるかブー!」
ブー太郎が水の石の力で大波を作り出した。山口も、川村も、ヤス太郎も溺れた。
「うわああ!」
「いいぞ、お前ら!」
大野はブー太郎とまる子の奮闘を賞賛した。
すみ子は基地にて震えていた。
(み、皆、もう戦うのやめて・・・!!)
すみ子は己の持つ銃で何とか喧嘩を治めたかった。しかし、この激しい戦では和平交渉が難しいと感じて何もできなかった。
フローレンスとイマヌエルはこの戦いを傍観していた。
「あの子達にもお伝えしなければなりませんわね」
「そうだな」
二人は飛び立った。喧嘩を鎮める協力をしてくれる女子二名、山田かよ子と冬田美鈴に伝える為に。
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