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ある晴れた日に
590部分:誰も寝てはならぬその八
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のままだったら」
「それは止めたわ」
「ええ。けれど」
 また言う明日夢だった。
「どうなのかしら。それで」
「それで?」
「その春華達よ」
 彼女達だというのだ。
「あのままでいいのかしら」
「そうだよね。本当にね」
 彼女の隣でコンクリートの上に座っていた桐生が言う。
「このままだと本当に」
「壊れるんじゃないかしら」
 茜は入り口のところで立っていた。

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