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ある晴れた日に
59部分:穏やかな夜にはその八
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「ねえ」
「煙草は匂いですぐわかるわ」
 先生の言葉は動物的な鋭さを持つものになっていた。
「だから見抜くのは簡単なのよ」
「先生、それってもう」
「犬か何かじゃないんですから」
「特高警察は国家権力の犬だったかしら」
 また意地悪くなる先生だった。

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