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ドリトル先生と姫路城のお姫様
第九幕その二
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 まさにというのです。
「こう思ったのじゃな」
「左様ですね」
「それでじゃが」
 お姫様は先生にあらためて言いました。
「宴の案は出たか」
「はい、ご馳走や催しについて」
「左様か。では聞かせてもらおう」
「それではのう」
 こうしてでした、先生はお姫様にご自身の宴の案をお話しました。その案を全部しっかりと聞いてからです。
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