二度目の死
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ークイーンがまた百円玉を投げてきた。
「うおおおおおおおおおおおおお!?」
「爆発のタイミングは、こちらで自由でね。避けようとしても無駄さ。どうやら、君のスタンドというものは、ちっこいだけにひとつのことをしていると、他にコトには気が回せないようだね。」
「ぐおおおおおおおおお!?」
爆発が、おらの…顔が…。
「さて、重ちー君。この町にはあと何人、君と私と同じスタンドを使える者がいるのかね?」
「し…知らない…ど…。」
「知らないってことはないだろう? いいかい? 喋らなければ…、君の両親も、始末するよ?」
「!?」
パパとママを!?
「早く喋れよ。」
「み……みんな言ってたど…! この町にいる殺人鬼…、を探してるな…! 殺人鬼…、おまえのことだど! 『杉本鈴美』もお前を探してるとど!!」
「なに!? 杉本鈴美だと…!」
い…いまだ…。
おらは、力を振り絞ってハーヴェストで壁を作ったど。
そして、高等部へ急いだど……。
仗助なら…おらの傷を…治せるど……。
ミナミ姉ちゃんにも知らせなきゃ……。みんな殺されちまうど…。パパ…、ママ…おらが、おらが守らなくちゃ…!!
おらは、やっとの思いで高等部の仗助達の教室にたどり着いたど。
あとは…、扉を……と、びら…を…?
「!?」
ま、窓から…アイツが…吉良吉影が…!?
「キラークイーンは、すでにドアノブに触っているのだよ。」
カチッ
「じょうすけーーーーーーーーーーー!!」
おらのからだが、粉々に…くだけた…ど。
おらは、もう、青いバラの花を見なかったど……。
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