第7章:神界大戦
第213話「足掻き、集結する」
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しても躊躇した。
でも、優輝さん自身が決め、何よりもその方法しかないのなら仕方がない。
「射線には入るなよ!」
それだけ言って、優輝さんは突貫した。
包囲の内側に入られないように、神達が妨害してくる。
それらを避けつつ、肉薄し……威力のみを重視した特大の霊術を叩き込んだ。
流れ弾がこっちに飛んできたけど、直前の言葉のおかげで皆避けれていた。
そして………
「今よ!!」
「今だ!!」
「ッ……!!」
このタイミングだと、あたしは直感した。
他にも何人か察したのか、全員が一気に駆け出す。
その時、式神の優輝さんが閃光に包まれ、爆発を起こした。
ただの爆発じゃない。地球の技術で例えるならば、水爆のような、そんな爆発だ。
……速度特化とかいいながら、あんなものを抱えていたのね……!
「集中を切らすな!一か所に集まって戦え!耐え凌ぎ、確実に反撃していけ!」
指示が飛ぶ、包囲への中へと駆けこむ。
絶望への抗いは、まだまだ始まったばかりだ。
打開策は思い浮かばない。でも、それでも“諦める”のはダメだ。
―――………本当に、それでどうにかなるの……?
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