ミナミと仗助、空条承太郎に出会う その2(side:ミナミ)
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「仗助君のお姉さんって…、ひゃ…百戦錬磨の喧嘩王って本当なんだ…。」
って、女子生徒達から言われたけど、心外な…。
とりあえず女子生徒さん達にはお引き取り願って、話の続きをすることになった。
まず、私達に会いに来たのは、私達がジョースター家の人間であることを伝えに来たこと。
そして…、二つ目は…。
見せられた写真には、なにか得体の知れない物の顔が、私達が通う学校を覆うように映っていた。
ジョセフ・ジョースターさんの念写能力で私達を映そうとしたら、なぜか映ってしまうらしい。
他にも、怪しげな男の顔に先ほどの得体の知れない物の顔が被さっているような物も見せられた。
「ところで…、ミナミ。」
「えっ?」
「お前、スタンドが見えてるだろ? なのにスタンドがないたぁ、どういうことだ?」
「そう言われても…。私は、4歳の時から仗助の背後に立ってたアレみたいなのは、いなかったから…。」
「姉ちゃんは嘘言ってねぇっすよ。」
「そいつはおかしい。スタンド使いのスタンドを認識できるのは、スタンド使いだけだ。ただの人間じゃスタンドはどうやたって見えねぇ。物質同化型なら…、まあ話は別かも知れねぇがな。」
「そんなこと言われても…、本当ですから。」
「……まあいい、とりあえず、俺は、この写真の奴見つけるまで、この町のホテルに泊まることにするぜ。」
「ええー。」
なんかよく分からないが、大変なことになってるらしい。
「ミナミ。お前にはスタンドがあるはずだ。その確認はいずれする。スタンドってのは、『Stand by me』、俺やお前達の傍に常に立つもの。俺やお前達自身だ。知っておいて損は無いぜ。」
「え〜…。」
そう言い残して去って行く空条さん。
「スタンド…っての? 俺、姉ちゃんの見たことねぇよ?」
「私も。」
私達は、顔を見合わせた。
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