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ヒトデの災い
第五章

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「ひょっとして」
「いや、占ってなかったわ」
「そうやったんやな」
「おったらおったらって思っててな」
「それだけやったんか」
「あたいは占えって言われたら占うけど」
 それでもというのだ。
「そう言われんとな」
「占わんからか」
「それでや」
 だからだというのだ。
「そうしたことは考えずにな」
「戦ってたんやな」
「そうしてた」
 こうシルビーナに答えた。
「それで今その親が出て来た」
「それでやな」
「今から戦おうと思ってる」
「その思いは私も同じや」
「そうや、それでな」
「今からやな」
「ちゃんと戦おうか」
 こう言ってだ、そのうえでだった。
 二人で共にだった、ヒトデの親に向かった。二人はこのヒトデに対しても切り裂くことはせず術を使い核を衝いて戦った。
 そうしてヒトデの親を倒した、その周りにいる子ヒトデ達もそうしてだった。
 その後もヒトデ達を倒した、そして次の日もだった。
 二人は他の冒険者や軍人と共に戦っていったが十日目でもうヒトデはいなくなっていた。それでだった。
 それぞれの冒険者と軍人達が倒したヒトデ達の数をカウントするとだった、シルビーナが全体の一割以上を占めており最多でありその次がファラだった。二人はこのことで市から他の冒険者や軍人達とはまた別に感謝の言葉と報酬を受けた。
 その後でだ、シルビーナはファラに報酬を受け取った後で言った。
「どんどん倒しててな」
「あんた一番になってたな」
「親も倒してな」
「それで特別に感謝の言葉と報酬も受けたな」
「あんたも一緒にな、何ていうか」
 シルビーナは考える顔でこうも言った。
「スパイらしくないな」
「そう言うんやな」
「ほんまにな」
 そこはというのだ。
「スパイいうたらやっぱりな」
「裏方やな」
「それで情報収集とかするけど」 
 それがというのだ。
「こうして派手に戦うとかな」
「ないな、それは」
「そやろ、どうもこっちの世界やと星のモンは」
「スパイでもやな」
「派手に戦ったりするな」
「戦闘力があるとな」
 それならとだ、ファラはシルビーナに話した。
「そうなるな」
「そういうことか」
「しかも術を使えたら」
 それならというのだ。
「尚更や」
「使えるスキルは何でも使うか」
「そういうことや」
「別に不思議に思うことないか」
「そう思うで」
 こうシルビーナに言うのだった、そうした話をしてからだった。
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