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Re.IS〜For the love & peace〜
6.再開のS/宣・戦・布・告
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背伸びたか?レミリア」
「家を捨てた男が今更何を言うかと思えば。よくもぬけぬけと!」
そう言うレミリアの目には敵意が混じっていた空間がゆがんで見えるほどには凄みが増していた。
「………何も連絡を入れなかったのは悪かったと思っている。恨まれても仕方ないことだ」
「っ!………まあ、いいわ。いずれ、いや近いうちにが家を捨てたことを後悔させてあげるわ。そういう運命なのだから」
そう吐き捨てると、教室を出ていった。
心が痛むな。まさか、ここまで恨まれてるとは。いや、わかっていたことだ。後悔はない。覚悟が揺らいじまう。
俺にはやらなければならない使命がある。
ちなみにチャイムギリギリに戻ってきたレミリアはセーフだったが、遅れて戻ってきた織斑と束さんの妹──箒だっけ?──は千冬さんの出席簿が脳天に刺さることになった。
それは、二限目を始める前の織斑先生のある一言によって始まった。
「そういえば、クラス代表をまだ決めていなかったな」
クラス代表。織斑先生曰く、委員長みたいなもんらしい。近いうちにあるクラス代表戦などなど何かとクラス代表として試合に駆り出されたりするだろうし会議などにも出される。絶対めんどくさいやつやん。何が何でもやってたまるか、と決意もむなしく、
「はーい!織斑君を推薦しまーす」
「なら私はレイモンド君がいいと思います!」
などなどの他推が続出した。もちろん俺も一夏も「はい。いいですよー」といえるほどお人よしでもない。蹴りたいのはやまやまだが織斑先生がそれを却下。なんでも、
「それだけお前らに期待しているということだ。諦めて受け入れろ」
とのこと。どうしようかな。何としてもこれを蹴って研究やその他もろもろの時間を確保しなければ。いろいろ考えていると、
「納得がいきませんわ!」
と金髪縦ロールちゃん。誰だあれ?お国自慢と日本への侮辱といいたい放題だった。大丈夫かなあ。話を聞く限りクラス代表候補生らしい。国際問題待ったなしだな。レミリアなんかフッと嘲笑を浮かべているし。日本の侮辱のこともあり一夏が喰ってかかった。
「なんだぁ?てめえ!イギリスだって対して自慢できるところなんかねーだろうが!飯の激マズ選手権何連覇だと思ってんだよ!」イチカ!キレタ!
あ〜あ。まるで子供の喧嘩だよ。そんな舌戦というのもおこがましいキャットファイトが続いてると思いきや、
「決闘ですわ!」
「いいぜ!一番手取り早ぇ!」
…………なんでぇ。しかも、負けたら俺たちは奴隷にされるらしいし、ってなんで俺まで巻き込まれてんの!?
「それで? 俺たちはどれだけハンデをつければいい?」
「はぁ? 早速お願いかしら?」
「いや、俺たちがどれ位ハンデをつけたらいいかって聞いているんだよ」
一夏の言葉に
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