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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第百二十二話 両陣営は戦闘後の立て直しに入ります。
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にやってきてしまったのでしょうか」
「・・・・・・・・・」
コーデリアは緑色の瞳を一瞬見開くと、それまでとは違った声でティファニ―に話しかけた。
「あなたはこの世界にやってきたこと、後悔しているの?正確に言えば、シャロンに引きずり込まれたのでしょう?」
「それは――」
「私はもうあなたの所業は前世で清算がついたと思うのだけれど。違う?」
そよ風のような涼風の声色がティファニ―を包んだ。
「私が意固地になってしまったばかりに、多くの人を傷つけてしまったことは事実ですから。そして取り返しのつかないことの原因を作ってしまったことも――」
ティファニ―はハッと顔を上げたが、前よりも一層暗い顔になっていた。
「この世界でも同じことをしている・・・・。けれど、私を前世から救い出してくださったのはシャロン教官です。私は教官を裏切ることはできない」
「それでもあなたは暗い顔をしているわ。アンジェやカトレーナと違っていることは一目でわかるの」
「・・・・・・・」
「もしも助けが必要ならば、私が手を貸すことも可能。・・・・むろんあなたが必要とすれば、だけれど」
「・・・・・・・」
「結論をあまり先送りしない方が賢明ね。今すぐにとは言わないけれど、あまり時間がないことは確かなのだから」
コーデリアはティファニ―の後姿を見送った。その後ろ姿には隠しようもない暗さが漂っている。それを、どことなく面白そうに、そしてどことなく真剣さを秘めた眼で。
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