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ある晴れた日に
543部分:柳の歌その十
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話す五人だった。またクラスで話をしていた。
「どっちかなのね」
「どっちにするか」
「もう持って来てるのかしら」
「ああ、ほら」
「これよ」
 早速だった。春華が羊羹を。咲がカステラを出して来た。どちらも見事な一本である。
「抹茶羊羹でいいよな。山月堂のな」
「こっちは長崎のカステラよ」
 咲のは名物ものだった。
「これでもいいわよね」
「おい、長崎かよ」
「また凄い場所から届いたな」
「どうやって手に入れたんだよ、そんなの」
 野茂と坂上、それに坪本がその長崎のカステラを出した咲に対して尋ねた。

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