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【完結】Fate/stay night -錬鉄の絆-
第018話 4日目・2月03日『休日の過ごし方』
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れる際に気絶しているのにうわ言のように「今度は、必ず、勝つわ…」と言っていてすごい精神力だなと思ったのが印象的だった。
きっと明日になればケロッとして復活を果たして朝飯をたかりに来るに違いない。
この程度でへこたれるたまじゃないからね藤ねえは。
さて、藤ねえも帰ったことだしやっとというのも失礼だけどこれからについてみんなと話し合える。

「さて、それじゃやっと話し合う事が出来るわね」
「そうだな」

凛さんがそう切り出してアーチャーも霊体化を解いて実体化して話の輪に加わる。

「それで? 凛は今日の予定はどうするのだね?」
「そうね。今日は新都に行こうと思うわ」
「新都ですか?」
「うん、そう。深山町に関しては使い魔をいくつか放っているからマスターがいたのならなにかしら行動を起こせば反応してくれると思うわ。でも新都に関しては別。あっちはほとんど手つかずの状態だからもしかしたらあちらにマスターが潜んでいるのかもしれないし、いなくても最悪なにか情報が手に入るかもしれないわ」
「そうですね…うん、いいと思います凛さん」
「というわけで…」

そう言うと凛さんはニッコリ笑みを浮かべる。
しかしその笑顔にはなにかよからぬ思いを感じたのは決して気のせいではないだろう。
それにアーチャーも気づいたのか少し表情が優れない。
アーチャーが小言で「あれは、あくまの笑みだな…」と言っていたから状況はお察しかもしれない。

「………?」

唯一セイバーは気づいていないようだけど、おそらく凛さんの目的は…、

「買い物に行きましょう。ついでに志郎とセイバーの私服もコーディネートしたいから」

やっぱり…。
凛さんも例にもれなかったか。
そう思うと違う意味で深いため息をつく私。
なぜかって、昔からだけど周りの女性関係(おもに藤ねえを筆頭に)がやたら私を着せ替え人形にしたがるんだよね。
みんながいうには『志郎は顔も性格もいいのに服装で少し台無しにしている』とのこと。
悪いですか? この少し地味目の橙色で動きやすさを重視した服装は。
そう聞いてみても、

「そうね。それで志郎の可愛さを半減させているわ。もっとセイバーみたいに白と青が入り混じった明るい格好にならないかしら?」
「そう言われましても、昔からその手の話に関しては気にしていなかったんですよね。あまり可愛いと言われるのはなんか嫌でしたし」
「どうしてですかシロ? あなたはとても可愛らしい…。ですからそれ相応の恰好をしてもなにも悪いことはありませんよ?」

セイバーは素直にそう言ってくれる辺り心休まるけどね。

「その、ね? 可愛い格好をするとね…なぜかみんな顔を逸らしちゃうの…そしてそれ以降は当分の間はあまりこちらを見ないようになっちゃって…。それく
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