暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第14話 遠くから願う者達
[7/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
を聞かせてくれい。ではの」
黙って秘書官から箱2つ持たされて、そのまま閣下に着いていく秘書官さん。
なんか、さっきと打って変わって優しそうな笑み浮かべてくれたし、閣下から見えない所で手を振ってくれたから……なんとか改善されたかな!?
最初というか、移動してる間小さくずっと文句言ってたしね!
さて、もらった箱の中身を確認して……あ、冷却魔法掛かってるから大分保つし……うぉ?! すげぇ、ゴリゴリ君セレブだ! 懐かし……え、うわすげぇ。最近のやつってチョコミントとか、チョコチップとか有るんだ……へー、ガキの頃ソーダしか見たことねぇのに。
まぁいいや。帰ろ。
……しっかし、今日の事話すべきかねぇ。どうするかねぇ……面倒なことになったなぁ。
――sideカテラ――
「……珍しいですね、閣下が気に入るなんて」
「盟友の弟子じゃ、気にしておったが……フォッフォッフォッ。もっと早くにあって話すべきじゃったのぉ」
「たかが空曹と思った私はまだ未熟でした。申し訳ございません」
「フォッフォッフォッ、はやて嬢とは違ったタイプの子じゃ、弱く見せておいてというのは総じてそんなもんじゃよ」
珍しいと思えるほど大きく笑ってらっしゃる。かつては管理局の最強の一角と謳われた人にはとても見えない。
「そういえば、親父のところに珍しく新人が来たそうじゃの。どんな子じゃ?」
「あぁ……あのカマ……いえ、父の所の人はよくわからないです。なんでも、私から私の頼みなら断れないわよねぇと、キモく……いえ、意味深な事を言っていたので」
「……相変わらず親父には酷いの。しかし、そうか……今度会いにいってみるかのぉ」
「……閣下。不用意な外出はお控え下さい。ただでさえ暗殺未遂があったばかりですのに」
頭が痛くなってくる。表沙汰には出来ないせいで表立った警戒も出来やしない。
「暗殺なぞより、もっと大変な事が起きそうじゃし、そうなったら儂は間違いなく死ぬよ。そのためにいろいろ手を回しておるんじゃ」
「……そうですが。どうせいけませんと言っても行くんですよね? ならば近くまでお供します」
「フォッフォッフォッ、親父の作るパフェは美味しいぞ? 食べんのか?」
「……知ってます。昔からずっと! さ、閣下。急ぎますよ、スケジュールは詰まっているんですから!」
「少し遅れた程度なら問題……いや、レオのやつがやかましく言ってくるか。あやつは三人の時にしか言ってこんが、長いからのぉ……」
「そうですよ。さ、参りましょう閣下?」
「わかったわかった、押すでない……」
最近ずっと面倒事が重なってたけど、今回の緋凰君とのお話は本当に良かった。閣下のスト
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ