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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第14話 遠くから願う者達
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出るか。行ってみてからだな。
 
「ごちそうさまでした!」

 食べ終わった食事トレイを片付けて、いざ本局へ!
 
 
 
 ――side??――
 
「うわぁ、動き早いと言うかなんというか。凄いですね」

「そりゃあそうでしょう。なんだってうちの元たいちょう(・・・・・・ )と、ハラオウンさんの所の若手艦長が怒ったんだから。これくらい当然よ。
 ほら、開店までもう時間無いわよぉ〜。
 今日もSmileを大切に、Happyをモットーに、Fightよ私達!」
 
「はいはい」

 真っ白なホワイトプリムを頭に乗せて、黒いパフスリーブに赤い蝶ネクタイ。桜の花びらの刺繍を施した胸当てエプロンをキチンと着けるゴリゴリのマッチョな男性……もとい、この喫茶店S.H.Fの店長が声を張る。
 
 見た目はトンデモナイけど、人格者なこの人キャデラック店長には何時も頭が上がらない。
 
「そう言えば、サト(・・)ちゃん?」

「なんですか? 今日のパフェとかアイスの仕込みは終わってますよー」

「いや、そっちじゃなくて……たいちょうが言ってたんだけど。今日人と会うんですって」

 ガタガタとテラスに机と椅子を並べながら涼しそうな顔な店長。身体強化もなしであれだもんなぁ凄いなー。
 と言うより……なんでそれを此方(こなた)に言うかな?

「へー……そりゃまぁ。大変な役職ですし、会うだけでもお仕事でしょうし」

「ううん。空曹に会うんですって、第97管理外世界出身の男の子」

 思わずカウンターを拭く手が止まりそうになる。でもすぐに続行して。
 
「へぇ、そりゃ相手の方は驚いてんでしょうね。だって、普通会えない階級の人の訳だし」

「いやぁ、そうでもないわよん。だって機動六課……って言っても分からないか。若手筆頭の可愛い子たち、エースオブエースの高町なのはちゃんや、ハラオウンさんの娘のフェイトちゃんに、夜天の騎士の八神はやてちゃんたちの部隊に居るもの、肝は据わってるんじゃないかしら?」

「まだ良く会う尉官と佐官、でも今回会う人はもっと格上ですよ? 普通に驚く方に一票」

 ……たらたらと冷や汗が凄まじい。関係ないのに勝手に冷や汗が流てくる。と言うよりいたたまれない。
 ならば、と。
 
「そういや、昨日殺されかけた(・・・・・・)司書長はどうなるんですか? 仕事出来なくないですか?」

「しばらくは教会のシスター……それも騎士の称号を持ってる人が護衛と秘書を兼ねるんですって」 

「へー。それはまた凄いですね」

「いや、そうでもないわ。アンノウン、それも派閥争いのクソ……あらやだ、ゴミムシから依頼された者ではない第三の人と、それを救った第四の人、なんでも角の生えたお面
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