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【完結】Fate/stay night -錬鉄の絆-
第006話 2日目・2月01日『教会と狂戦士』
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もバーサーカーを殺したご褒美として今日は引いてあげるわ。またね、シロ♪」

私達は唖然としていたが姉さんはバーサーカーの肩に乗ってその場を去ろうとしていたけど、

「…あ、そうだ。ねえ、シロ。もし今度会うことがあったら今度はさっきのお話を聞いてあげるね」
「え…?」

それだけ言い残すと今度こそ姉さんとバーサーカーは姿を消した。
バーサーカーのすごいプレッシャーからやっと開放されたのか私は気が抜けてその場で膝をついていた。
そこに二人があわてて駆け寄ってきてくれた。
私は心配させないために笑顔を浮かべて大丈夫と伝えると安堵の息が聞こえてきた。

「…シロ、少し聞きたいことがありますが今はこの場を離れましょう。
夜とはいえもうイリヤスフィールの結界が消えている。
そろそろ人が集まってくるでしょう」
「では私に掴まりなさい。セイバーも転移させるのは苦労しそうだけど転移しますわ」
「うん」
「あ、志郎様。私も色々と聞きたいことがありますからよろしくお願いしますね?」
「は、はい…」

ただただ頷いた。
やっぱりさっきのことでキャスターはもちろんセイバーも追及したいところだろうね。
ただでさえ異常なのに剣を矢のように飛ばすなんて普通考えないから。
だけど、それは置いておいたとしても本格的に聖杯戦争が始まったことを自覚した私は頑張らなきゃと意志を高めた。



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