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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
外伝〜想定外の起動者〜 後篇
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寄って乱舞攻撃を叩き込み、止めに跳躍して氷の魔剣を解き放ち氷の華を”影”を中心に咲かせた。
「――――――!?」
エリスのSクラフトが”止め”となった事で”影”は咆哮を上げた!

コレニテ『最後ノ試シ』ヲ終了スル――――――”起動者”ヨ、心セヨ――――――コレナルハ”巨イナルチカラ”ノ欠片―――世界ヲ呑ミ込ム”(ホノオ)”ニシテ”(アギト)”ナリ――――――

そして咆哮を上げ終えた”影”が消滅すると、異空間も消え始め、異空間が消える最中にエリスの目の前に一瞬何かの文字が現れた後文字がエリスの身体へと入っていくと異空間は完全に消滅し、周囲の景色は最奥の元の場所である祭壇に戻った!


「ここは…………太陽の砦の最下層の最奥の”祭壇”か…………」
「え…………という事はここがロイド先輩達とヨアヒム・ギュンターとの決戦の地となった場所ですか………――――――え。」
「どうやら戻ってこれたようだな…………」
「ええ…………それに想定通りの存在もいるみたいね。」
ロイドが呟いた言葉を聞いたユウナは興味ありげな表情で周囲を見回した後ある物を見つけると呆けた声を出し、静かな表情で呟いたアイネスの言葉に頷いたエンネアがある方向に視線を向けると、そこにはユウナが思わず呆けた声を出す原因となった物――――――金色の機体が地面に膝をついていた!
「金色の…………騎神…………」
「…………エリス、”彼”の名前は知っているはずだよな?」
金色の機体を見つめたセレーネは呆けた表情で呟き、リィンはエリスに確認し
「…………はい。応えて――――――”金の騎神”エル・プラドー!!」
「応!!」
リィンの確認に頷いたエリスが金色の機体――――――”金の騎神”エル・プラドーの名を呼ぶと、エル・プラドーはエリスを自身の操縦席へと入れ、操縦席に入ったエリスがエル・プラドーを操作するとエル・プラドーは立ち上がった!

「エ、エリス!?もう、操縦ができるようになったの!?」
「は、はい。まるで身体が覚えてるみたいに動かせるのです…………」
その様子を見て驚いたアルフィンの問いかけにエリスは戸惑いの表情で答え
「俺の時と一緒だな…………ちなみにエリゼはどうだったんだ?」
「私もエリスの時のように、ヴァイスリッターの中に入った瞬間まるで自分の身体のように動かせるようになったのです。」
静かな表情で呟いたリィンに訊ねられたエリゼは頷いて答えた。

「ま、何はともあれメンフィルにとっては更なる戦力増強ができたようだな?」
「ああ。…………本格的に戦力とする為にはヴァリマールのように、エル・プラドー専用の武装も早急に用意する必要があるが…………――――――エリス、エル・プラドーに武装は搭載されているか?」
ヴァイスの言葉に頷いたリウイは
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