外伝〜想定外の起動者〜 前篇
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?」
「ハハ、確かに言われてみればそうだな…………」
そしてフォルデとステラの指摘にリィンが苦笑したその時
「――――――リィンさん!」
バスから降りてティーリアと共に走ってきたカイがリィン達に声をかけた。
「カイさん…………!」
「それにティーリアさんも…………」
「そういえば君達もアルスターに住んでいたな…………アルスターの民達が昨夜の襲撃の際に遊撃士達に猟兵達から護ってもらった話は聞いたけど、こうして無事な姿を見る事ができて安心したよ。」
二人の登場にセレーネは驚き、アルティナは目を丸くし、リィンは優し気な笑みを浮かべてカイ達に声をかけた。
「はい…………突然の事が続いて今も色々と混乱していますけど、リィンさん達とまた会えてよかったです…………!」
「うん!それにアルティナさんも…………!まさかこんな所で再会できるなんて、思いもしませんでしたけど、また会えて嬉しいです…………!」
「…………どうも。」
リィンの言葉にカイが答えた後嬉しそうな表情で声をかけたティーリアにアルティナは静かな表情で答えた。
「あら?アルティナさんとティーリアさんはお知り合いなのですか?」
「そういえば”紅き翼”がアルスターに支援物資を届けに行った時もアルスターにいたようだが…………もしかして、その時にか?」
「ええ、お二人も知っているように機甲兵を盗んだ脱走兵の捕縛任務でアルスターを訪れた際に。」
ティーリアと知り合いの様子のアルティナをセレーネは不思議そうな表情で見つめ、ある事を思い出したリィンの問いかけにアルティナは静かな表情で頷いて答えた。
「あれ…………?リィンさん達もアルティナさんとお知り合いだったんですか…………?以前支援物資を届けに来てくれた時はご一緒ではなかったですけど…………」
「え、えっと………まあ、知り合いではあったけど、当時は一緒に行動していなかったんだ。」
ティーリアの問いかけにセレーネと共に冷や汗をかいたリィンは苦笑しながら答えた。
「あれ?貴方達も二人と知り合いなの?」
するとその時エステル、ヨシュア、ミントがリィン達に近づいてきた。
「貴方達は確か遊撃士協会の…………」
エステル達の登場にステラは目を丸くし
「うん、あたしはエステル。エステル・ファラ・サウリン・ブライト!よろしくね!」
「僕はヨシュア・ブライトです。以後お見知りおきを。」
「ミントはママ達の養女のミント・ルーハンス・ブライトだよ!えっと………そっちの蒼銀の髪の貴女がツーヤちゃんの妹のセレーネちゃんだよね?」
エステル達と共に自己紹介をしたミントは興味ありげな表情でセレーネに声をかけた。
「は、はい…………という事は貴女がツーヤお姉様が異世界であるこちらに迷い込んだ時にツーヤお姉様にとっての大親友にな
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