外伝〜三人の英雄、三人の王〜
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「「仰せのままに(イエス)、我が主!!」」
リフィアはゼルギウスとシグルーンに号令をかけてゾア=バロール操るアルベリヒとの戦闘を開始した!
「こ、これが”本物の戦場”…………ロ、ロイド先輩、あたし達はどうすればいいんですか!?」
一方初めて体感する”本物の戦場”に呆然としたユウナは混乱した様子でロイドに訊ね
「俺達の目的はあくまでバスの護衛だ!猟兵達の制圧は局長――――――ヴァイスハイト皇帝達に任せれて俺達はバスの護衛に専念するんだ!」
「は、はい…………!」
ロイドの指示を聞くと我に返って武装を構えて周囲を警戒した。
「ハハ、こんな状況になっても”戦場の空気”に流されずにアルスターの連中の護衛に徹するとはいい判断だ。さすがはランドルフがリーダーを任せた男といった所か?」
「アハハ、実際その人、警察なのに以前シャーリィみたいな小娘相手に容赦のない連携攻撃を仕掛けるくらい判断力はいいよ!」
するとその時ルトガー達”西風の旅団”とシャーリィとガレス、そして二人に率いられた”赤い星座”専用の軍用犬であるクーガー達”赤い星座”がバスを護衛するロイド達やエステル達と対峙した。
「”西風の旅団”と”赤い星座”…………!」
「二大猟兵団の団長、隊長クラスが揃いぶみですか…………」
「シャーリィ、オッサン!テメェら、自分達の状況がわかっていて、こっちに仕掛けるとか何考えてやがるんだ!?どう考えても今回の戦い、テメェらの”負け”だろうが!?」
ルトガー達と対峙したヨシュアは真剣な表情で声を上げ、ティオは警戒の表情でルトガー達を見つめ、ランディは厳しい表情でルトガー達に問いかけた。
「俺達の目的はあくまで”アルスターの民達の殲滅”。北の猟兵達がどうなろうとこちらにとっては関係ない。」
「ま、大佐に世話になっておきながらノーザンブリアの連中を見殺しにするのは悪いとは思っているけど、これも”依頼”やからな。依頼主やその関係者は自分達がヤバくなったら自分達だけで撤退するくらいはできるやろ。それにアルスターの連中を殲滅できれば、結果的にはノーザンブリアの連中も依頼を達成した事になるしな。」
「”赤い星座”がクロスベルで受けた屈辱、ここで返させてもらう…………!」
「上等じゃない!全員纏めてぶっ飛ばしてあげるわ!」
レオニダスとゼノの後に答えた憎悪が込められたガレスの宣言に対してエステルは真剣な表情で声を上げて答えた。
「――――――私達も加勢致します!」
「ステラさん…………!それにアルティナちゃんやエリスさん、アルフィン殿下達まで…………!」
そこにステラ達リィン隊が駆け付け、それを見たエリィは明るい表情を浮かべ
「――――――”戦場”とはいえ、戦う手段も持たない民達を狙う非道な事は私達も許せません。
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