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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
外伝〜三人の英雄、三人の王〜
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くしたエリゼは疲れた表情でゼルギウス達に指摘した。

「フハハハハッ!下僕共ばかりに活躍はさせんぞ!メンフィルの次代の女帝として、今回の戦の”総大将”である貴様は余が直々に相手をしてやろう!」
想定外(イレギュラー)如きが生意気な事を…………!」
「ふふっ、殿下の性格をよくわかっている貴女もそれは無理な事である事はわかっているでしょう?」
「それにこちらの制止を振り切って独断で行動されるよりはよほどマシだ。それと我々以外にもお前達に加勢する者がいるようだぞ?」
「え…………それは一体…………」
リフィアが高笑いしながら答え、リフィアの言葉を聞いたアルベリヒは怒りの表情を浮かべ、エリゼの指摘にシグルーンと共に苦笑しながら答えたゼルギウスの指摘にセレーネが呆けたその時
「――――――シュバルツァー、アルフヘイム!」
「デュ、デュバリィさん!?どうして俺達の加勢に…………というかサンドロット卿達とは行動を別にして大丈夫なんですか?」
デュバリィがかけつけてリィン達と共にジークフリードとゲオルグと対峙し、デュバリィの登場に驚いたリィンはデュバリィに訊ねた。

「マスターからは既に許可は取っていますから心配無用です。――――――”黒の工房”には内戦の件で一杯食わされてしまいましたから、その”借り”を返す為に仕方なく加勢してあげますわ!ありがたく思いやがりなさい!」
「ハハ…………何はともあれ、加勢、ありがとうございます。」
デュバリィの答えに仲間達が冷や汗をかいている中リィンは苦笑しながら答えた。
「クク…………灰の起動者(ライザー)に”守護の剣聖”、”現代の鉄騎隊”の”筆頭”ならば、少しは楽しめそうだな。」
一方ジークフリードは口元に笑みを浮かべた後自身の得物である二丁拳銃を構えた。
「その武装は確か”蒼の騎士”のもう一つの得物である…………」
「二丁拳銃…………そんな所までクロウさんと一緒だなんて…………」
ジークフリードの得物を見たデュバリィは真剣な表情を浮かべ、セレーネは複雑そうな表情をし
「…………っ!来い、メサイア!――――――戦術リンク・オン!メンフィル帝国軍所属リィン・シュバルツァー以下6名、これより”蒼のジークフリード”並びに”銅のゲオルグ”の制圧を開始する!みんな、行くぞっ!」
「おおっ!」
辛そうな表情で唇を噛み締めたリィンはすぐに気を取り直してメサイアを召喚し、そして仲間達に号令をかけてリィンはデュバリィ、セレーネはメサイア、エリゼはフォルデとそれぞれ戦術リンクを組んでジークフリードとナグルファルを操るゲオルグとの戦闘を開始し
「さあ、”第二のハーメル”を作ろうとした愚か者に”裁き”を与えてやるぞ、余の”守護神”と”守護騎士”よ!次代の女帝たる余が最も信頼する余の騎士たる力、存分に振るうのじゃ
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