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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第13話 想いを伝える。全開で
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って、静かに吐く。
そこから静かにバルディッシュを構えた瞬間。熱のようなプレッシャーが来た。
ふと、昨日の言葉が頭をよぎる―――全てで私を倒すと、その言葉を。
示し合わせたわけでも、開始の合図が聞こえたわけでもない。ブリッツアクションを発動、まっすぐ響の居るであろう場所へ飛ぶ―――が、私の目の前に既に響が居た。
瞬間、バルディッシュと刀が苛烈な響きを上げて交錯。互いの武器が弾かれる。その一瞬にバルディッシュをハーケンフォームへ、その変形の一瞬の間にもう一度踏み込まれ、もう一度刀を振り下ろされる。
もう一度ブリッツアクションを使って、響の背後に回り、その勢いのままバルディッシュを横に振り抜く。だけど、一際高い金属の音が響く、背中を向けたまま刀を盾にこれを防がれた。
一旦距離を取ろうと、後ろに下がる。瞬間、背中を見せてた響の姿が揺らいだと思えば、そのまま消え、突然目の前に現れた。既に反転は済まされ二本の刀が光る。隙間がないと思う程の幾つもの斬撃。咄嗟にシールドを張ったけど、その気迫に圧倒されそうになる。
斬撃がつながり、止まらない。押して、押して、押して行く。私が少し下がればその分詰めて、止まらない。
今までの訓練の時も。刀が折れるから、優秀な前衛が居ると前に出る機会も少ない、力押しされたら敵わない、と言っていた。けれど、本当の全力の響の斬撃はシールドに阻まれながらも、脆い刀を折ることも、欠けることもなく使いこなしている。
だけど。それにも限界があるはずだ。以前デバイスの情報を観覧した時、長期戦は出来ないというのを把握している。ならば。
「……強い盾を置けばいい、と、思っているんでしょう? そんなもん分かってますよ」
そう聞こえた瞬間、再び響の姿が揺らいだと思いきや、全方位から斬撃を浴びせられる。
たまらず、空へと逃げる。咄嗟にバルディッシュが全方位のバリアで守ってくれなければ、今のは危なかった……と考えたとほぼ同時に、目の前に響の刀が一本舞い上がる。視線の端に映る響は、左手に刀は持ってるけど、もう片方の手に有るはずの刀がなく、腰にも刺さってない、なら、この刀は?
「ッ、バルディッシュ!」
[Yes, sir.]
その刀を遮るように盾を張る。それよりも先に刀が爆発した。爆風に飛ばされ道路へ堕ちる。
怪我こそ無いけれど、ダメージが有る。体制を立て直して、ビルの屋上を見ると。刀を持った響がこちらを見下ろしていた。
すぐに今の攻撃を整理する。そして、直ぐに答えへ行き着く。おそらく今のはリアクターパージ。あの刀自体がバリアジャケットの響ならではの技だ、と。
だけど、これは……この技術は武装局員としてではなく、おそらく対人を想定した技だ。もっと言えば――いや
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