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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第13話 想いを伝える。全開で
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しかも、打撃の徹しも本当に痛いし、当たりどころによっては不味いことになりそうだから余計に使う気無いみたいだし。
「でもまぁ……勝ってほしいなぁ」
どちらにも。
――sideフェイト――
昨日の晩。なのはに響と勝負すると伝えた。驚いてたけど、事情を知ってて今回だけだからね許可を来れた。
響と向き合って全力でぶつかって。私達の想いを伝える。なのはが教えてくれた様に、あの子達のお兄ちゃんになってくれた人を、ちゃんと見て、私も全力でぶつかって話をしよう。
その考えを伝えたらなのはも納得してくれた。きっと響が勝っても、私が勝っても、全てを吐き出してはくれないと思う。でも、少しでも溜め込んできた想いに触れることが出来たら。
一番意外だったのがシグナムだった。響の事を否定することなく。ただ。
―――アイツらが抱えてるもの、その一握りでも掴んでこい。
ただそう言った。私とは違って、一瞬とは言えシグナムは響と本気の勝負をしたからなのか、どちらかと言うと向こう側に立っている様に思える。
なんとなく予想してたけれど。何かしらの情報をシグナムは持っているんだろう。だけど、はやてがそれを知らないということは、きっと誰が聞いても響達から話してくれるまで口を割ってはくれない。シグナムはそういう人なんだ。
そして、迎えた今日。訓練スペースを起動してもらって市街地エリアにしてもらう。その中の適当なビルの屋上でジャケットを展開して響を待つ。既に昨日の内に伝えてある、六課に付いたらまっすぐここに来てと。
あと、皆には離れて見るようにお願いした。隠すわけじゃない。だけど響自身皆に会いづらい……事は無いだろうけど、次に皆の前に響と行くときにはいつもの様子……とは言わないけど、少しでも前の様になってほしい。そう考えて今私一人でここにいる。
あの日の夜の響の態度の変わり方を皆見て、特にティアナは私達と響の間に溝を作ってしまったって気にしてた。エリオもキャロもあんなに冷たい態度を取るのは初めてで、どこか落ち込んでるように見えた。
情報があった。だけど、その時点ではまだ可能性だった……はやての夢の部隊。その設立はとても長い時間と、苦労。なにより妨害があった。
無意識に私たちは響を――あの子達を疑ってしまった。そして、その結果、皆の関係を悪くしてしまった。知らなければ今頃こうはならなかった。隠し事がある事くらい分かってあげれた。
でも。
「……来たね、響」
一つ隣のビルの屋上に響が降り立った。話した通りまっすぐ来てくれた。ジャケットを纏って、刀を腰に二本つけていつでも戦えるようになってる。
遠くに居るけどはっきりと分かる。伝わる。まっすぐこちらを見ていることを。大きく息を吸
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