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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第13話 想いを伝える。全開で
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てきただけなんで、中身は全然アパートじゃないですよ。だって、俺らの家ですし」

 あぁ……俺らって言った瞬間フェイトちゃんが固まった。

「俺らって?」

「あぁ! って違う違う。そのまんまです、同郷7人で買ったお家です。1階は4部屋ぶち抜いた広いリビングルームと客間。2階3階はそれぞれ自室です。
 一応自室で待機してたんですけど、外で人がウロウロしてると思って出たら、フェイトさんがいて驚きました」

 あら、ホッとしたら、今度は赤くなった。なんかあったのかな? なんて考えてたら。はやてちゃんの口からフフフという笑い声が。

「なるほどなるほど、7人のシェアハウス、ちょうどええ……」

 背中からゴゴゴって効果音が聞こえそうなくらい凄みのある声でいう。流石に響もちょっと引いてる。もちろん私達も引いてる。

「時雨達がFWと接点がないって嘆いてて、どないしようって思ってたんよ。響のお母さんの情報もほしい。だから! 明日は皆で響達の家にいくで!」

 言われた瞬間、すっごい微妙そうな顔の響と、盛り上がるはやてちゃん。別の意味で盛り上がってるフェイトちゃんを見て、思わずため息が漏れちゃった。 
 
「あ、でも明日本局行くんで。自分は無理ですよ」

「……そうやった」

 あ、一気に落ち込んだ。最近ずっと忙しいと言うか、いろいろしてたみたいだから。やっと息が抜けるって思ってたんだろうな。

「私が勝ったんだから、ちゃんと断ってね? 所で……あの魔法はなあに?」

「……いやぁ、まぁ……はい」

 ……あ、フェイトちゃんもやっぱり怒ってたんだね。
 

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