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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第13話 想いを伝える。全開で
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いるけど、その砲身に足る人(・・・・・・)が居ない。だけど、こうして集めてるってことはそれに会えた、そして、烈火の将があんなに穏やかだから、問題ないって。
 当時は本当に、何言ってるんだろうと思ったんですよ、これ以上は本当に知らないです」

 これを聞いて、唖然とする。だって、響のお母さんは、闇の書ではなく、夜天の魔導書として知っていたという事。この情報は当時のユーノ君が必死で無限書庫で探し当てた情報だ。

「で、管理局に入って、同郷の人がいるって聞いて、その事件を調べて闇の書事件を見つけたんですが、名前違うし、当時はまだ情報がそこまで細かくのって無くて、それで……流してたんです」

 ……多分響が知っているのはここまでだろう。だけど、ちょっと待って。

「……じゃあ響が教えてもらった魔法って」

「訓練校に入っても、俺自身魔法陣を展開することが極端に少なかったのでバレてませんが。一応系統としては古代ベルカ式になります。
 母との約束……ってわけではないですが、言うと面倒と教えられて、入隊を果たしてその意味を実感したので、誤魔化してました」

 頭が痛くなる。古代ベルカ式。はやてちゃんとヴォルケンリッターの皆、聖王教会のカリムさんが使う系統。使い手は稀少とされ、今では立派な希少技能>(レアスキル)に認定されている。だからといって、劇的に強いわけでもない。
 近代ベルカ式と違って、ミッド式と併用するのは難しいし、響自身あまり射撃も使わない、そもそも魔力量が少ないからあまり魔法を使えないから、今までばれなかった……のかな?

 響達の疑惑がなくなったと思ったら、今度は響のお母さんが怪しくなった。

「お母さんの名前、聞いてもいい?」

 一応、事情を知らない体で質問する。本人からはまだ聞いてないからね。

「えぇ、母の名前は、緋凰琴歌(ことか)です。ただ、その……母は俺が10歳を迎えた日に亡くなっていますので、これ以上の情報は……」

 申し訳なさそうに肩を落とす。緋凰琴歌さん……響には悪いけど、ちょっと調べてみよう。
 
 しかし、このやり取りだけで、凄く疲れた……。と言うより、情報量が凄まじい……あ、これシャーリーにも言わなきゃ……響用のデバイス、近代ベルカ式で作ってたもん。修正しないと。
 だけど、この微妙な空気というか、これをどうにかしなきゃ……何か、話題を変えれる話無いかなー。

「あ、そうだ。響のお家、和室だったし、客間があったけど、いい感じだったね」

 すっごくたどたどしく話題を変えようと頑張るフェイトちゃん。

「え、まぁ、客間ですし。あんなんですよ」

「あれ? 響の履歴書にはアパートに住んでるって書いてるけど?」

「そうですよ。アパートの名称そのまま引っ張っ
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