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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第12話 話をしよう。全力で
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て聞いた時、あそこまで動けて戦えるやつなんだとも認識が変わった。
同時に思ってた以上に馬鹿だったっていうのも出来たけど。
それ以前にだ。
響達がスパイかも知れない、と。情報を提供してくれたアヤ三佐にはあまり会ったこと無い。だけど、六課の隊舎を提供してくれた人。陰ながらはやてを支援してくれてる人。その人からの情報で、皆固まった。だけど、その中でシグナムだけは。
――実際そうかもしれない、だが、まだ様子を見ましょう。
そう言ってた。どこかで会った事がある筈とか言ってたせいか、かなり信用してたみたいだ。それでも一応警戒しないと、とか思っていたら。今度はエリオとキャロに懐かれて、それに嫉妬したフェイトにボコられてた。その後はガタガタしながら六課まで戻ってきて、普通に報告書作成してて、根性があんなと思った。
次の日になると、はやてから響達に対する新しい情報。だけど、事務にいるあの4人の事も入れて考えると、怪しいと言えば怪しい、でもそうでもないと言えばそうでもない。実際響達はまだ来て日が浅いし。その日はそれで終わった。
訓練の時。いつもエリオやキャロのフォローに入るし、分隊同士の模擬戦では、わざとティアナの作戦に乗っかって迎撃したり、アイツなりにFWを鍛えるための手伝いをしてる。事務作業も、まだ慣れねぇライトニングの2人の仕事をやってみせたりしてるみたいで、良い教育係になってる。スターズと違って、ライトニングはフェイトがよく別件で外行くし、シグナムも外回りで忙しいからな。良い感じだ。なのはが響にFWの評価を聞いたのって、この辺りだった筈。
そして、驚くほどよく見てるってすげぇ喜んで、その後なんかブチ切れてて怖かった……。
で、それからは暫くあたしも外回り。戻ってきたときにはシグナムが凄く喜んでて、少し引いた。あのおっぱい魔人がわかりやすく喜んでるとか本当に怖い。後ではやてやシャマルに聞いたら、事務組の中に骨のあるやつが居たんだと聞いて、ちょっと興味を持った。
あのおっぱい魔人ほどじゃないけど、そこまで喜ぶってことはかなり強いんだろう。今度あたしもやってみよう。
あたしもここまで見てて、あいつらがスパイかもってことは完全に忘れてた。それほどまで貢献してたし、変な動きも見せてなかったから。
変な動きというか、響が報告に上がったアンノウンと戦闘した事は知っている。そいつが流を墜として、重症を負わせた。そして、その後は響が割り込んで、撤退していった――が、響からの報告だ。だけど、アイツはすぐに報告を返すことはしなかった。ある程度時間を置いてから合流。
言いたくないけど、正直これで疑惑は深まった。不明戦力と会話をしてたみたいだけど、それが何なのかわからない。
加えて、シグナムに文
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