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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第11話 想い
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上がって深呼吸。朝方ということもあって空気が冷たくて頭が冴える。
デバイスに入れてる数式図を展開させて、演算、修正、実行を繰り返す。
それはこの前のアンノウンが使っていた防御の再現。一応磁石の反発のようなモノの疑似再現は出来たが、防御に使えるかと言えば駄目なもの。発動に時間が掛かるし、展開時間もほんの僅かだ。
だから、その辺りを実践に使える様に調整すれば……次あった時防御を抜けるだろう。
ただ、砲撃の中を飛ばされる事無くその場に待機していたのは別のからくり、違う術式だと思うが……パッシブで展開されてる防御を先に攻略しないと。今後困る。
でも。
「……怖い」
正直あの日以来、少し流を避けてる。話しをしたら嫌われていそうで、軽蔑されそうで、言葉を掛けてくれ無さそうで。けど、私はそれくらいのことを失態を犯した。それは間違いはない。
そりゃシャマル先生に言われて流が訓練に戻ろうとするのを止めるけど、一言二言言葉を交わす程度で、会話には程遠い。ていうか私が「戻らないと、本気で止めるよ」って半分脅しをかけてる点もあるし。あぁ。
「駄目だなぁ。本当に」
本当にそう思う。今日は各分隊でタッグでの模擬戦。私や響、奏は既にある程度の部分までいけてるから問題ないって事で、今回は見学に回るけど。見学に回ろうが回らないが私は参加できない。相方に近い流が今動けないし。うん、私のせいで……ヤバい、涙出てきた。
それに気がつけば、太陽も頭を出し始めて、辺りが少しずつ明るくなってきた。そういえば朝起きたときにはもう奏は居なかったけど。何処に行ったんだろう? 何時もは起こされる側なのに。
やっぱり、探したほうが……なんて、考えると盛大に腹の音が鳴った。誰もいないとは言え、コレは凄く……恥ずかしい。とりあえず、ご飯食べよう。そうしようそしたら少しは気分が紛れるだろうし。だけど、現時刻はまだ早朝という事は。
「……空いてるかな」
実際その通りで、この時間から食堂って開いてたかな? 空いてても誰も居なかったらなにも食べられないし。私は料理出来ないし。どうしよう。なんて考えているうちに。食堂の前に到着。うん。分かってたよ電気が付いてないからまだ食堂の方達まだ来てないのは分かるよ。だけど、だけど!
「誰か居ますよーにっ」
小さく呟きながら、食堂の扉を少しだけ開けて、中を確認。まず最初に厨房の方の電気が付いてて、美味しそうな匂いが鼻をくすぐるから……良し、居るな! そう思って勢い良く開けると。
「……あれ?」
正直に言おう、今一番ってか気まずくて会えない人がそこにいた。うん、もう分かると思うけど。
「……叶望さん? こんな時間にどうかしましたか?」
うん、流? 今医務室
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