暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百二十六話
[2/3]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
あるだろうし。
あとはテーザーくらいかな。
ちょっとシリアスな話は中断し、昼食を食べる。
で、その途中。
「おいロリs。鍋なんだから鍋として食え。
箒、お前も魔法で肉を炙って渡すんじゃない」
ロリsからブーイングがくる。
「ねぇ一夏。一夏もあれできるの?」
「できるが……」
「ふーん……」
なんか隣で簪が考え込んでいる。
「一夏ってもしかして超高速で高野豆腐とかドライフルーツとか作れたりする?」
「簪って頭柔らかいな」
凍らせて融かしての高速サイクルを行えば確かにフリーズドライできるだろうな。
今度やってみよう。
「後でやってよ。ちょうど御歳暮で大量に果物あるし。
いいよね、お母さん?」
「いいわよ。あと果物とかジュースとかいっぱいあるから貰ってくれると嬉しいわ」
「うぃっす。食いきれない分はドライフルーツにしときます」
はふはふ言いながら鍋をつつき、一段落。
「どうだった? 真夏にクーラーの効いた部屋で食べる鍋は?」
「そういえば贅沢だな。俺としては田舎の宴会っぽいなって。
ほら、法事のあとに親戚で集まって……」
辺りを見ると皆ハテナを浮かべていた。
「うゅ?」
「田舎の宴会って言われてもわかんない」
「ああ、すまん。前世じゃぁド田舎の離島住まいだったもんでな」
「へぇ? 前世?」
あ…やっちまった。
簪には話してるからって油断してたぁ…!
「前世…前世詳しく教えて貰える? 子猫ちゃん?」
朱美さんの冷やかな声が響く。
「やー。たいした前世じゃなかったですよ?
フツーの高校生でしたし」
「へー…………………?」
「もう、お母さん。一夏は別に危ない人じゃないよ」
「んー……」
スッと細くなった朱美さんの瞳に貫かれる。
「悪い人ではないんだろうけど………」
そこで切らないで!?
朱美さんが猫耳の近くで、とてつもなく冷たい声で囁いた。
「私の子を弄んだらシベリアの永久凍土に封印するわよ吸血鬼?」
「ひにゃぁっ!?」
こわっ!? 朱美さんこわっ!?
「もうっ! 一夏を虐めたらだめっ!」
ぽすっ、と簪に抱かれていた。
「待ってかんちゃん!? そのリアクションは今の状況じゃ不味くないかな!?」
俺もそう思う! 庇ってくれたのは嬉しいけど!
「ふーん? ふーん?」
冷たい! 朱美さんの視線が冷たい!
「ま、いいわ。なかなか虐め甲斐のありそうな子だし」
ドSかよ!?
「ねぇ子猫ちゃん、あとで私にも撫でさせてもらえるかしら? いいわよね?」
「は、はい」
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ