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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百二十五話
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ーん……にゃぁー」
「だってくすぐたっかんだもん!」
おりゃー! と本音に毛をかき回された。
ボサボサだ。
「にゃぅー……」
膝の上に降りる。
「にゃー」
「別に大丈夫だよ〜。私鍛えてるから〜」
本音に確認をとってから飛行術式を切る。
ぐでぇっと膝の上で腹這いになる。
「ふにゃぁ……」
欠伸をして上を向く。
「………………」
「……………………………にゃぁ?」
箒の尻尾をモフってた簪と目があった。
目をキラキラさせている。
「………にゃ、にゃぁ」
簪が俺に手を伸ばす。
「みゃぁ…」
飛行術式で軽くしておく。
ヒョイ、と抱き上げられた。
脇の下を持たれ、目の前にぷらーんと吊るされる。
「みゃー」
なんでこの子そんな目ぇ輝かせてるのん?
と思ってたら簪に抱き締められた。
「んー!」
で頬擦り。
なんなの? 猫好きなの?
「あー、簪。一応言っておくが、それ一夏だぞ」
「んん〜!」
「聞こえてないな」
簪にいいようにされながら隣で話す箒と本音の会話に耳を傾ける。
「かんちゃんって動物に逃げられちゃう人だからね〜。
ほら、動物って『そういうの』わかるみたいだし」
「ふむ。たしかに簪はただならぬ雰囲気が漏れているな。
私に憑依させている稲荷の感覚も警告を発している。
刀奈さんはそんな気配はなかったが…錬度か?」
「ん、そうだね。かんちゃんは隠すの苦手だし、そういう訓練やってないからねぇ〜」
主はやってなくとも従者はやっているようだ。
本音の殺気や殺意を隠蔽する技術は凄まじい。
仮に、仮にだ。
本音が笑いながら近づいてきたならば、俺はきっと刺される瞬間までその殺意を汲み取れないだろう。
ふむ。その方向で魔法を仕込んでみるのも面白いかもしれないな。
更識は国益を守るための裏の存在。
俺は別に日本に敵対する気はないし、更識を強化すればこちらに何かあったとき味方してくれるかもしれない。
それに万一敵対されれば縁を辿ってゲートキーパーを使えばいい。
最近物騒だもんなー。
物騒といえばコタンジェントと影縫さんどうしてるのかな。
もうフェニックス始ま…………………ぁ。
そう言えば暦さんを魔改造しちゃったけど影縫さん大丈夫かな……。
忍ちゃんに渡したコアには何も入れてないけど、もし加速とかで単位時間辺りの学習量を上げていたら手がつけられなくなるかもしれない。
いや割とマジでVR空間で忍ちゃんが修行……は無いとしても暇潰しとまでアニメ技の再現とかやってたら凄い事になる。
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