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ある晴れた日に
517部分:空に星は輝いているがその四
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代のはないんだな」
「それがちょっとがっかりね」
 あの伝説的な弱さを誇った阪神を立て直しあまつさえ優勝までさせてしまった。それにより星野仙一は英雄になってしまったのである。
「というよりかは」
 話を聞いているうちに恵美が言ってきた。
「そこまで色々あるんだったら博物館でも開いてみたらどうかしら」
「博物館!?」
「っていうと!?」
 咲と慶彦が恵美の今の言葉を受けてその視線を彼女にやった。
「何の博物館なのよ」
「野球のかな、話の流れだと」
「そうよ。野球のね」
 慶彦のその言葉に応えて言う恵美だった。
「それだけあったら。どうかしら」
「そういうのは考えてないけれど」
「流石にそこまでは持ってないしね」
 二人はそう言ってそれには乗らなかった。

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