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NARUTO日向ネジ短篇
【願いの先へ】
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 そこは願ってもなってやんねーからな!!」

 ヒナタはネジを突き放すと同時に、げしげしと軽く蹴り倒す。

「あーこれですこれ、やっぱり俺のヒナタ様だ」







「「───??」」

 暖かな日差しに包まれた縁側で添い寝をしていた二人は、同時におもむろに目を覚まし、互いに顔を見合わせる。


「……お互い、随分長い夢を見ていたようだ」

「ふふ……そうだね。何だかとっても可笑しくて、切なくて、優しい夢。──お帰りなさい、ネジ兄さん」

「あぁ……ただいま、ヒナタ」



《終》



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