暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica46頂点〜Schweat Paladin〜
[9/14]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ラダマンテ!」
「迷いを抱えたままでお前たちと戦っていたことについては申し訳なかった」
「いやいや待ってってば! せっかく投降の空気出してたのに、あんな
リナルド
(
やつ
)
の言いなりになるわけ!?」
「私は妹で、あの人は兄だ。幼い頃に両親を亡くした私を育ててくれた恩には報わなければならない。騎士である前に家族なんだ。兄の願いを叶えられる力が私にあるのなら・・・私は!」
一足飛びで突っ込んでくるプラダマンテに、わたし達は一斉に身構える。
「援護します!」
――翔け抜けし勇猛なる光条――
「斬!」
トリシュの砲撃をただの魔力付加の一撃で斬り裂くけど、その一動作の隙にわたし達は中距離戦を挑むことにした。初撃はセレスからだ。
『跳んで!』
思念通話での合図と同時にわたし達は跳び上がって、セレスは冷気を纏う“シュリュッセル”を地面に突き刺した。
――
愚かしき者に美しき粛清を
(
センテンシア・コンデナトリア
)
――
セレスを中心として地面がすごい勢いで凍結されていった。プラダマンテは前方の地面を「ラウムシュナイデン!」で大きく斬り裂いてクレバスを造り、凍結効果を食い止めることに成功すると同時に、「狐火!」ナデシコの火炎砲が発射される。
「おおおおおおお!!」
――ラウムシュナイデン・ナーゲル――
左手の五指にスキル効果を付加して、引っ掻くようにして空間に亀裂を生み出して火炎砲を真っ向から散らした。そして炎の壁となったそこから血涙と鼻血を流すプラダマンテが飛び出してきて、追撃を行おうとしていたアンジェと肉薄。
「っくぅ・・・!!」
――グリッツェンフェッセルン――
“ジークファーネ”の魔力幕が伸びて、プラダマンテを簀巻き拘束。わたしもバインドの「拘束の連鎖!」を発動して、さらにプラダマンテを拘束。アンジェが魔力幕を“ジークファーネ”から切り離して離脱すると・・・
「もう1発! 行くよ!」
――
愚かしき者に美しき粛清を
(
センテンシア・コンデナトリア
)
――
対地凍結をもう1度行って、凍結のバインドから逃れられていないプラダマンテを一瞬にして凍結させた。でもすぐにパキパキとヒビが入って、崩れ始めていく。
「ルミナ、ミヤビ!」
――雷鬼降臨――
「うん!」「はい!」
わたし達3人で決めに掛かる。ルミナがストレートを打ち込んで、「シュトゥースヴェレ!」防御系貫通効果のある魔法を発動。殴った前面の氷が粉砕されるより早く、プラダマンテが後面を突き破って吹っ飛ばされた。
「ぐぅぅ・・・!」
わたしと、黄色に変色した角を有するミヤビが、着地したばかりのプラダマンテに肉薄。そしてミヤビは「雷牙轟鳴 靂帝 双霆掌!!」放電する両掌底を繰
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ