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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica46頂点〜Schweat Paladin〜
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の1本や2本は覚悟!」
――ファルコンメン・ツェアシュティーレン――
「電閃・・・拳殴!!」
その隙にルミナとミヤビの拳がプラダマンテを前後から襲う。どんな対応を取られようとも、わたしとトリシュとセレスはいつでも中遠距離攻撃を放てる用意は済ませてある。
「はああああああああ!」
魔力を放出したプラダマンテは弾かれた“シャルフリヒター”を手放して、空いた右手でルミナのスキル効果の及んでない前腕を掴み、左手の平でミヤビの放電する拳を受け止めた。同時にわたしとセレスは同時にプラマンテへと突っ込む。
「トリシュ、上!」
「っ! はい!」
――天翔けし俊敏なる啄木鳥――
トリシュが超高速射撃を射た。狙わせたのは、ルミナの頭に向かって回転しながら落ちてくる“シャルフリヒター”。トリシュの一撃は“シャルフリヒター”を遠くへ弾き飛ばし、ルミナとミヤビは「えい!」それぞれプラダマンテの腕を腕ひしぎで拘束。
「プラダマンテぇぇぇぇーーーーーッ!!」
「イリス・・・!」
プラダマンテの瞳には怒りも焦りも無く、僅かな迷いを見せてた。母様の言うとおり、プラダマンテはこの事件に対して迷いを捨てきれてないっぽい。迷うくらいなら出頭してほしかった、話してほしかった。
「絶刃・斬舞一閃・新式!」「
氷奏閃
(
イエロ・コラソン
)
!」
「ぐうぅぅぅ・・・!」
深く、でも今後歩行や戦闘に支障が出ることがないよう注意して、太ももを斬り裂く。プラダマンテはガクッと膝を折って、ルミナとミヤビが腕から離れたことで四つん這いになった。そんなアイツにわたしとセレスは剣先を向けて、「投降してくれるよね?」そう促す。
「迷ったままで戦うの辛いでしょ? 大人しく捕まってくれると思ってるよ・・・?」
「騎士プラダマンテ、手錠を付けさせて頂きます」
アンジェがプラダマンテの手を取って、魔力生成を遮断する対魔導師用手錠を掛ける。その様子を眺めながら「こちらオランジェ・ロドデンドロン。医療班を願います」プラダマンテの怪我を治すための医療班を手配。
「とりあえず止血を・・・」
トリシュが出血してる太ももに布を巻き付けようとした時、『何をしている!』怒声が響き渡った。拡声魔法によるもので、声の出所を探す。
「主ら、あそこじゃ」
再び巨大な姿に戻っていたナデシコの鼻先が向かう先、家屋の屋根には逮捕されたはずの「リナルド・トラバント!」が、この場に居てほしくない女と一緒に居た。
「フィヨルツェン・・・!」
“エグリゴリ”の1体であるフィヨルツェン。アレとの戦闘だけは絶対に避けないといけない。
『何をしているプラダマンテ! 貴様が全力を出せば、その小娘共を容易く蹴散らせるだろうが! さっ
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