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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica46頂点〜Schweat Paladin〜
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していた人物が映ってた。毛先に向かうほど外に跳ねる緋色の髪と、見惚れるほどに綺麗な紫紺色の瞳、手には斬首剣としての形状である剣先が四角いエクスキューショナーズソード・“シャルフリヒター”。

「プラダマンテ・・・!」

教会騎士団においても、剣騎士においても最強であるプラダマンテが、大隊の女性制服姿でミヤビ達の前に姿を見せた。

「そこはどこ!?」

『あ、はい! 中央区(アヴァロン)はログレス地区・エリアBです!』

セバスチャンからの報告に、「近い! すぐ側! 急いで向かうから交戦は避けて!」って伝えて、「プラダマンテ! そこで待ってろ!」聞こえるように叫んだ。

『イリス・・・。ええ、待っているわ』

プラダマンテはそう言ってその場に留まったのを確認して、「急いで向かうよ!」後ろを飛ぶみんなに指示を出す。

「居た!」

ミヤビとプラダマンテが向かい合ってる。わたし達は「お待たせ、ミヤビ!」の側に降り立つと、彼女は「シャル隊長! 先輩方!」って嬉しそうに笑顔を浮かべてくれた。そんなミヤビに「手を貸してくれる?」って聞いてみる。

「っ! は、はいっ! 誠心誠意、全力全開でお供させてもらいます!」

――風雷鬼降臨――

額から黄色と翠色の角を生やすミヤビに続いて、わたし達も臨戦態勢に入る。交戦に入る前に「セバスチャン。ここはわたし達が請け負うから」って伝えて、この場から離れるように伝える。プラダマンテとの殺し合いに1歩踏み込むような戦いとなれば、巻き込まない自信は無い。

「了解しました! 御武運を!」

慌しく離れてくセバスチャン達の足音を背に、わたしは“キルシュブリューテ”の剣先をプラダマンテに向ける。

「昇格試合じゃないし、何よりわたし独りで勝てないのはこれまでの試合で理解してる。だからここに居る全員で潰す。文句は無いよね? 元シュベーアトパラディン」

「結構。纏めてかかって来い」

歳からしてキツい黒のセーラー(スカートはさすがにロング)から、上下真っ白なジャケットとスラックスっていう騎士甲冑に変身し直した。袖に腕を通さずに羽織るコートを構築しないってことは、今のプラダマンテは本気ってことだ。

最後の大隊(レッツト・バタリオン)が剣士長メギル、そして新生ベルカ騎士団(ノイエ・ベルカン・リッターオルデン)が剣帝プラダマンテ、参る」

VS・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
其は堕ちてなお頂点に立つ騎士プラダマンテ
・―・―・―・―・―・―・―・―・―・VS

「一気に畳み掛ける! ルミナ!」

――剣神モード――

対人では使ってはいけないって、管理局員時代に厳命されてたスキル・絶対切断アプゾルーテ・フェヒターを発動。プラダマンテのスキ
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