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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第6話 出張任務 後編
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ん達がなんか顔を見合わせて笑ってんだけど。あそこって言われても俺らはわからない。

「さて。機動六課一同。着替えを準備して、銭湯準備っ!これより、市内のスーパー銭湯に向かうですっ!」

「スーパー……」

「セントウ……?」

 正直思った事を言おう、もうちょいなんかいい名前なかったの? あるだろうなんか、「海鳴の湯」とかさぁ!? あ、駄目だ発想が腐ってやがる。

「……響ー?」

「え、あ、今行く」

 なんか、皆車の側に移動してるし。なんか置いてかれた感が凄くてなんか寂しい。で、一つここで問題が発生してたんだ。
 俺らの目的地は「スーパー銭湯」って場所で、そこまでは、当然車で移動する。
 そして、今ある車は、フェイトさんと、アリサさん、エイミィさんの車の三台だけで。それで、問題が!

「皆乗れなくね?」

「うん、今、どうするって話しをしてる」

 うんその通りで、今いる人数と、車の数が合わないんだよな。だからって歩いて行くには、遠いし、この時間で飛んだら何あれって言われまくるだろうし。さて、どうするかね?
 ちょうどいいし、一人余るってんなら俺ここに居てもいいけどなー。

「じゃあ、流が私の膝に座ればいいよ」

「……は?」

 ……震離(バカ)が逝った。
 普通なら絶対にってか、普通に流は断ったんだけど、はやてさん、悪ノリだけは天下一品らしく。普通に拒んだ流に、隊長命令という超荒業を発動。そして結果は。

「〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

「♪」

 言うまでもなく流が押し負けて。一応申し訳程度に奏を置いといたんだけど。
 乗っていた奏曰く、車に乗って、震離の膝に座ってた流は、ずっと真っ赤になって俯いてて、その様子を美由紀さんが写真を撮ってたらしい。
 到着して、扉を開けたと同時に流はさっさと震離から離れた。

「なぁなぁ、震離? 流どうやった?」

「最高です、抱き心地も最高ですし、そこまで重くもなかったし」

 で、高校生のノリで話してるんだけど。多分ってか確実に流は怒ってんだろうなと思って視線をやると、案の定、顔が赤くて、目が赤いけど、完全に不機嫌ってことが分かる。
 で、再び。

「あ、流〜?」

 って、先程のことを忘れたんだろうって思うほど明るい声で震離が流に声を掛けるけども。

「……なんでしょうか? 叶望一士?」

「……ぇっ?」

 なんか、流の中で震離のランクが下がったらしく。苗字と階級で呼ばれてた。
 ここに来る前まではさん付けだったのに。で、少し立ち直ったらしく、よろよろとした脚付きでこっちに近づいてきて。

「……どうしたら良いの私」

「自業自得、因果応報、その他もろもろなんとやら、分かっててやったんだろ?
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