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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第6話 出張任務 後編
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首のバンドとか内ポケとか重そうだよ。なんだ、全員ボサっとして。さっきも見たけど、美由紀さんの手足とかすごい、とにかく無駄な肉が無い。
手のひらにもタコがあるし、肩が張ってないから打撃じゃない、多分刃物使いだけど……他のものも使ってるはず、暗器系の物を。
一瞬目が据わったけど、直ぐにパッと笑って。
「おー、よく判ったね、何でまた?」
「いえ、最初は重心ぶれないなーとか思って観察してたら、なんか士郎さんも美由紀さんも店員にしては無駄がないなと思って、更に観察していろいろ気づいたんです」
「へぇ、結構見るんだね」
「いえ、
密着戦
(
ゼロレンジ
)
で戦うことも有るんで、重心とか、手癖とか無いかなって観察するんですよ」
結構重要なことだよね、観察って、相手が何が得意とかって体に出るし。
俺は刀術重視だからそこまでだけど、六課だとスバルとかいろんな意味で体が詰まってるし。で、何で皆目が点になってんだよ? そして、お前何いってんだよって顔してんだよ?
「そっか。家が実戦剣術やっててね、それで普段から色々と」
「へぇ、それじゃあなのはさんも?」
「にゃはは、私は運動が苦手だから」
……嘘だろ。普通そんな人が三次元運動してて教導官なんてやらないで、「エース・オブ・エース」なんて呼ばれないと思う。
それで、その後適当に話に入った訳なんだけど、とりあえず言おう、俺魔力無しの戦闘で美由紀さん達と戦ったら、ほぼ勝ち目ないね。そして、武器指摘した瞬間の冷たい目が忘れられない。だからか、こんな人が普通にいるからヤバイ気がしてたのか。そして、お兄さんとお父さんはもっと強いらしい。なんとなく察してたけど、凄いな本当に。もっと精進しないとな。
それからは色々昔話に花を咲かせたり、なのはさん達の昔話を聞いたりしたりで色々盛り上がった。スバル達四人とも色々話したかったけど、それはまぁ後々でも出来る。今は珍しい事を聞いておこう。
そして、後から合流した流達と俺の食事が終わった頃、この後の業務は、設置したサーチャーの監視なんだが、皆でやるにしては効率が悪すぎる。しかも、衛星リンクしている関係もあって人を配置しておくのも実質いらない。ならば、今のうちに……なんて考えていると。
「次はみんなで風呂にはいるでぇ!!」
部隊長ー、はっちゃけ過ぎでしょうに。というかいいのか? 同窓会やっている場で思うことじゃないけど、いいのかなー?
というか風呂入るって、このコテージに風呂はないし、湖で水浴びする季節でもない。いや、頑張れば入れるよ、一応、苦行と称して、滝に打たれたこともあるけど。
「そうすると……やっぱり……あそこですかね?」
「あそこでしょう?」
なんかはやてさんとなのはさ
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