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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第6話 出張任務 後編
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「どうしてどうしてどうしてどうして」
「とりあえず……ッ!!」
言葉が途中で途切れたと同時に、赤い腕がまた金色の渦の中に沈んでいくんだけど。
なんか、最後の言葉が何時もと違ってて、それでいて終わったように聞こえたのは私だけかな?
「もうやだこのカオス」
なんか響が死にかけてるのを見てるうちに、下じゃ封印終わってたしね。少ししか援護できなかったよ……。
なにはともあれ、出張任務は終わったんだけども……次の日に響が普通に休んだのは言うまでもないかな。
……まだ二日目でこのチームワークでこれから先私達やっていけるのかな……主にライトニングとして……。
――sideはやて――
あれから封印処理を施しつつ、アリサちゃんやすずかちゃんには申し訳なかったけれど、海鳴への滞在を断ってミッドチルダ。ううん、機動六課へと戻ってきた。
今回はFW陣に経験を積ませることが目的とは言え、本当に危険な場所はまだ数多く存在する。もしかしたら今も、レリックを巡ってどこかで戦闘が起こっているかもしれない。
管理外世界へ渡航した各申請書類を片付けながら、最近の――響達の経歴を思い出す。
彼ら7人は12歳でミッドチルダの訓練校へ入学。だけど、わずか
一年
(
・・
)
経つか経たないかで、それぞれ違う部隊へと編入された。
響と奏、震離の三人は
地上
(
・・
)
の前線警備部隊へ。優夜と時雨は時空管理局辺境部隊の事務官へ。煌と紗雪は自然保護局事務員として。それぞれ別の道へと行った。
ここで疑問になるのは、地上の警備からどうやって本局の武装隊に異動となったかというポイント。響達の入った訓練校自体は、地上にも海にも通じては居る……が、卒業した後まで面倒を見るわけもない。
加えて、どうやって魔法を知ったかは置いておいても。至って普通の経歴だということ。
そんな人が誰と通じて、どこに情報を流そうとしているのか……。
前線へ送られた三人に対し、後者四人は事務員といったデスクワークの能力を評価されて、だ。訓練校のデータも取り寄せてみたけれど、4人は適正はDと評価されていた。
だけど、引き抜きがあったからと言われれば、たしかにそれぞれは光る物をたしかに持っている。実際に前線で戦ってた三人は前の部隊の中核を成していたし。
裏方や事務員としての道を歩んでる4人もたしかにそうだ。経験の薄い機動六課にはほしい人材やったし、事実、彼らが来てくれたお陰でロングアーチの能力は私達が想定してたよりも向上している。
本当なら……響達の件を聞くまでは、彼らをロングアーチに編入しようかと考えていた。楽観的すぎるとは言え。
話を聞いてから、そして、彼らのつながりを聞いてからは、あまりにも、経歴がおかし
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