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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第6話 出張任務 後編
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差し金かどうか確かめるだけなんだけど。だけど、これを聞くってことは。普通に俺が流を信頼していないって証拠だよなぁ。
「……緋凰さん?」
「んー?」
おぉ、釣れたかな? だけど否定するかな、どっちだ?
「……失礼……ですが、逆に……聞きますね?」
「おぅ」
なんか途切れ途切れで話ししてるけども流は大丈夫なのか? だけども、ここまで来て引き返すのも何だかなぁ……。
「……どうして、貴方は……上に……ボコボコボコ……」
ん、急に途切れて、ボコボコ……って?
「流ーーーー!?」
慌てて振り返ると、そこには湯の中に顔から倒れてる流の姿が。慌てて流をひっくり返して、抱き上げる。って、よく見たら全身真っ赤で、お湯に浸かり過ぎてたせいで体も熱くなってる……早い話が。
「……ミスったぁああああ、流も一応ミッドの人なんだったぁぁあああ……」
正直、本気でミスった。普通に日俺らの感覚だった。流も一応始めての風呂だったかもしれないんだ……しくじった!
「流? おい、聞こえるか?」
「んっ……ん」
OK、落ち着け俺。目の間で抱き上げてるのは男だ。よし落ち着け。
「お湯は飲んでないが……正直やばいな、直ぐに熱を冷まさないと」
直ぐに流を湯船から脱衣所まで移動させる。ちなみにおんぶ等だと色々アウトだから、流を横に抱っこして移動させる。とりあえず、移動させて、流にひと通り服を着せるけど……脱衣所なんかよりロビーで休ませたほうが一番いいんだけどなぁ、正直、今の状態だとアウトすぎるが体を拭けば何とかなった。
問題は俺で、髪を少し拭いた程度じゃ全然乾かない。
でも……どうしよう、流をそこにおいておくのは凄く気が引けるし、かと言って。俺がそこにいて床を水浸しにさせるのも悪い。
んー、どうしたら……あ。そうだ。
――――
「というわけで、頼んだぞ震離! 俺は髪拭いてくるから」
「あいよ、りょうかーい」
とりあえずロビーの長椅子に流を横にして、助っ人を女湯から念話で呼び出した。奏だと髪を拭くのに時間がかかるからキツイだろうし、エリオ達に頼もうと思ったけど今頃多分露天を満喫してる頃だろうし。野暮な真似はしない。
そして、いろいろ考えて震離が多分うってつけだろ考えた。
理由はひとつ。少しでも信頼回復のために。幾ら何でも同じ部隊で仲が悪かったらねぇ、駄目だろう。一応同じ日に異動になった者同士だし。
とにかく、まぁ、あいつに任せるかね。
……後で牛乳とか買って持って行こう。うん、そうしよう。
――side震離――
……突然の連絡に驚いたけど、結果的に来てよかった。流の寝顔、可愛いな……本当に。
顔は若干赤
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