第ニ話 交流会(前)
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学園学園長』だ。生徒の心情を完全に無視するような契約をさせるつもりはない。
それと、君だから言うが彼女と契約できる『鍛鉄』位階以上の生徒は存在しない。いや、それどころかたった一人を除いて『製鉄』位階でさえ彼女と適合する者は居ない。全ての養成学園の生徒を対象にしてもな」
その事実に、氷絃はほっと安心する。
──冴空と契約する製鉄師候補が『鍛鉄』以上にはいない。この学園は『史上最高』の魔女候補である冴空を『製鉄』と組ませる訳がない。なら、冴空は魔女にならずに────
「そして、そのたった一人とは──君だ。阿國氷絃」
その事実に、氷絃のその思考は停止した。
「え……?」
「単刀直入に言おう。珠充冴空と契約を考えてもらいたい」
その言葉に、要求に、氷絃は────
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