暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
幕間 服と出会いと
[10/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
夜がこっちに来た。
 色付きの袋だから分からないけど、響だけにしては多くない?

「おぅ、迷子二人」

「違うよ!」「かもな」

 私は一人で否定して、響は軽く認めてるし……あれ、もしかして私だけ孤立してたのかな……? いや、そんなこと無い、とりあえず優夜にも事情を……って、響が説明して、もう終わってるし。

「……いや、しばらくここにいるけど、流は見てない」

「え? じゃあ赤いチェックのワンピ来た女の子は?」

「いや、もっと見てない。子供が居たら印象に残ってるだろうけど……無いからな。
 すいませんフレアさんお役にたてなくて」

……あれ? そうすると、本当にどこ行ったのか分からなくなったんじゃ……なんか響の顔見ると若干青ざめてるし、フレアさんも青くなってるし……あれ、本当にヤバい。

「おーい、響と優夜ー」

「「「ん?」」」

 なんか重苦しい雰囲気になった頃にエスカレーターから煌が登ってきた。
 とりあえず。

「煌―、下の階で赤いチェックのワンピ着た女の子か、流の何方か見なかった?」

「いんや、見てない、下の階見てきたけど、居なかった……あ、風鈴君……じゃない。そちらの方は?」

「あぁ、この人は……」

 って優夜と響が煌に説明している間、私はフレアさんの隣に移動する。
 私自身、ちょっと役になってないからね、それで……

「……ごめんなさい、フレイさん」

「いいえ、こちらこそ協力してもらってるんです、こちらこそ本当にごめんなさい……元々私がいけないです、私が……」

「いえ、でも、いいお母さんじゃないですか!」

「……何時もあの子の側にいてあげられないから……誕生日の時くらい一緒居ようと……」

 あぁ、なんかフレイさんのネガティブスイッチをいれちゃった……いけない、どうしたら良い? 落ち着け、響はーって、話ししてる……優夜―って、同じく会話中……煌……はもっと会話中だ。男どもはどこに居るかの会議中だし。
 どうしたら……あ。

「フレイさん、誕生日プレゼントって何買う予定だったんですか?」

「え、あ、今日はあの子に新しいお洋服を……」

「それはあちらも知ってるんですね?」

「え、えぇ、ちゃんと伝えて一緒に買おうねって……」

 よし、分かった。流がこのフロアに居ないって事は、多分一緒に子供服売り場のある階に行ったと推測して。

「響、ちょっと行ってくるよ」

「分かった、どうするエレベーターで行くか?」

 フロアマップを見ながらいう響に、

「はぁ!?」「また逸れるだろうが!」「ばかじゃないの!?」

「何で俺がそこまで言われなきゃいけないんだよ!?」

 ブチ切れながらそれぞれ返す。いやだってそ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ