暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
幕間 服と出会いと
[8/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の事は置いておいて、今私のとなりを歩く女の人は、ついさっき出会った人だ。
 髪が赤っぽくて、ロングなこと以外、正直な所、流にしか見えない。
 実際迷子センターに居て、凄く驚いた。
だって、私の第一声が「え!? 流!?」で、この人……いや、フレイさんが「え、えぇ!?」って反応させてしまって驚かせてしまった。
 だって、そっくりなんだもん……本当に、ただ流との違いは、眼の色、髪の色、髪の長さくらいだもん。それ以外はほぼ一緒、流とも同じくらいの身長だしね。

「それよりもフレイさん?」

「はい、どうしましたか?」

「……すっごく失礼な事を聞きますけど、年は……?」

「ん、ふふっ、何歳に見えますか?」

 優しく微笑みながら、逆に聞いてくる。
 うん、わかんない! だって、この人5歳になる娘がいるんだよ!? とりあえず、皆を探しながら、ついでに娘さんを探してる。

 さて、フレイさんの問題にもいい加減答えなければ……あれ?あのベンチに座って、黒い尻尾をはやした人は……あ。

「あ、すいません、ちょっと待って下さい」

「ん、わかりました」

「……おーい、ひーびーきー!」

ベンチに座ってた人が私の声に反応した。顔が見えて、うん。響で間違ってなかった。
だけど、なんか疲れきってる気がするのは気のせいかな? なんかよろよろした足でこっちに来たけど……

「……ぉぅ、どうした?」

「……どうしたの?」

「……いや、ちょっと、俺の中で何かが崩れて……ん?」

と話してたら、私の隣にいる人に視線がいって……あれ、なんか顔が赤くなって、一気に青くなった。どうしたんだろう?

「……何だ流はついに子連れから、そっちの道に行ったの? むしろ行かせたの?」

「……なんか、わかんないけど、とりあえず失礼な事言ってるよね?」

「あ?」

――事情説明中&自己紹介――

 ただ、途中でお前が迷子じゃねぇかって言われたけど、私じゃないもん!

「……えと、その子って、今日……ってか昨日誕生日で、赤い髪のツインテールで赤のチェックのワンピース着てる子じゃないですよね?」

「え!?」

「そして、フレアって名前じゃないですよね?」

「はい、その子です!」

「ぅぉぅ」

 ってなんか響が膝ついてなんか崩れた。分かりやすく言えばorz状態だ。
 この反応から察するに。

「さっきまで、俺その子と一緒にいた」

「あら? あの子は今どこに?」

「あ、待って下さいフレイさん、今はとりあえず流が側にいて、一つ下の階にいると思います。動いてなければの話ですが」

「で、何で響はココにいたの?」

 って私が聞いたらなんか遠い目で、どっか見だしたよ。え、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ