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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
幕間 服と出会いと
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ど、悪くは無いかな……。
 頼られることは少ないもんね。

――side優夜――

 あー階段で降りるのめんどくさいな。思ってた以上に、普通にエスカレーターで下れば良かった。さて、男物が売ってるフロアに到着して、辺りを見渡す。
 うん、なかなかいいなー、お? エレベーターの扉が締まっていく。うん、人が多いからもう乗らねぇ。絶対乗らねぇ。
 まぁ、そんなことよりもだ。

「響と流はどこ行ったー?」

 良く解らん口調を呟くけど、言ってて寒くなった。
 けど、あいつらほんとどこ行ったんだ? まぁ、エレベーターに乗ってて人の波に負けた俺が言えることじゃないけども……さて、どこから探すかね。なんて思ってたら。エスカレーターから登ってくるのが二人。

「おぅ、優夜―」

「あれ、迷子だ?」

「……違うからな紗雪?」

普通に挨拶する煌と、会ってそうそうにいきなり失礼なことを言う紗雪にジト目で視線を送る。
まぁ、私を見よって目で語ってるからもうやめるけど。だって、それでも見てたらなんか精神的に負けた気がするからね!

「で、響と流と震離は?」

「あ、知らんけど、時雨と奏は?」

「女性物売ってる場所に行ったから、紗雪も行って来たら?」

「そう、じゃあ行ってくるよ。エスカレーターで」

 やけに強調して言うのをみて察する。紗雪も被害者か。それならば仕方ないな。もう乗って良く解らん場所に折りたくないしね……。
 エスカレーターに乗って登っていく紗雪を見送って、さて。

「どうする?」

「ん、ノープランだ」

「……とりあえず、俺は響の分の服さがすけど、煌は?」

「あぁ、じゃあ俺は三人の捜索かな、優夜はまだここにいるんだろう?」

「んー、まぁ、ここに居なかったらフードコートにいるかもしれんから」

「あいあい、じゃあまたな?」

 そう言って煌もエスカレーターに乗って、また下ってく。
 まぁ、上には時雨達がいるし、このフロアには俺がいるし……まぁ、大丈夫だろ。さて、適当に決めるかな。



――side震離――


「……本当に付き合わせてしまって、本当にごめんなさい」

「いえいえ、お気になさらず〜、困ったときはお互い様ですよ」

 お隣りを歩く赤っぽい髪のロングの女の人と話をする。
 ん、私? さっきまで迷子じゃなかったかって? そんなことは無い。
 さっきは、響辺りが迷子センターに居ないかなーって思ったから迷子センターが目に入ったんだよ!

「……震離さん? どうかしましたか?」

「ん、大丈夫です、連れのことを考えてただけですよ」

「……本当に探してくださって本当にありがとうございます」

「いえいえ」

 まぁ、私
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