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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
幕間 服と出会いと
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いか……って、誰か助手席に乗らないと吐くってやついる?」

 って優夜の質問に全員静かになる。まぁ居ないよね。ワゴン車だから結構広いし。問題ないかな全員で行くのは。

「じゃあ行くから全員乗ってくれー」

 優夜の合図で皆車に乗り込む、ちなみに優夜が運転して、時雨が助手席、真ん中に私と奏、紗雪がのって、後ろに煌、響、流の順で乗ってる。さて、ここで助手席の時雨が一言。

「なんだろう行ったこと無いけど修学旅行みたいな感じがして若干テンションが上がってて何より夜に外出ってなかなかいいよね」

「こらこら、興奮しすぎない、そしてよくワンブレスで言い切ったね」

 え、めっちゃわかるんですけど。普通こんな事になったら何となくテンション上がらない!? 私の中で今上がりまくってんだけど!

「でも、分からなくはないよ?」

「ありがとう紗雪!」

 やった、さすが紗雪、話がわかる。そして後ろの面子は寝てるしね! 速くない!?
 
 ――――

で!

「うん、落ち着け私、うん、落ち着け、今の状況を整理しよう。
えーと、15分前に、デパートに到着して、皆で入った、ここまではいい。
で次は、各階に何があるか確認して、近くにエレベーターがあったからそれに乗って。
そこから、女性もの売ってる階に降りたら、既に誰もいなくて、私だけが降りてて。
で、待ってて折り返して戻ってきたかと思ったら、誰も居なくて、今のこの状況っと!」

で、心のなかで一言。というより声を大にして一言言いたい。
何この状況!? あっれ? 何でみんなはぐれたの!? まぁ、落ち着いて私。
今いる階が女性もの売ってる階だから……あ、あの服可愛いな……はっ! 違う。

「とりあえず、皆探そう!」

 ふと引き返して、迷子センターの案内が目に入ったけど、気にしない、絶対に気にしないんだからね!
 だけど、一人はやだなー、面白く無いのにな〜ってか、よく考えたら私舞い上がってたかな?
 だから、一人……? 待って落ち着いて私! 多分、多分なんかあるんだよ、きっとね!
……付き合うのが面倒とか言われたりは……しないよね! とりあえず……ん、あれは?


――side響――

さてと、いきなりで何だが……

「あっはっは、参ったなぁ……」

「……笑い事じゃないですよ」

「……うぇぇえええん」

 とりあえず今の状況を言おう。
 実言うと、15分ほど前か、車から降りて皆でデパートに入ったんだけど、震離が案内を見てからエレベーターに直接行って、それを紗雪が追っかけていって、なんかそんなこんなで。
 皆はぐれて、流と行動してたんだけども。

「ママがグレたー」

「……ううん、違うよ?」

 と、なんか迷子の子
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