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新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション
48話
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状であった。
元々オーブという国を奪うのは、戦略上必要なことでもあったからだ、実際にカーペンタリア基地を落とそうとするとどうしても、オーブという国の領海内を通過する必要があるからだ。
しかも補給もなにもできないただ通過するためだけでもオーブにある程度の通過料を取られるのだ。
そんなことならば、さっさとオーブを落とした上で自らの拠点にしてしまったほうが、色々とやすあがりになとる踏んでいたが、結局失敗してしまったことで。
アズラエル側の勢力や強硬派閥の発言力が低下したのは仕方がないことでもあった。
「ええわかっていますよ、だからこそさらにストライクダガーや一部の特殊なダガー系統も大量生産したことで、88作戦に間に合うように準備を整えたんでしょう?」
実際に今回の被害によってアズラエル側やロゴス側もある程度の経済的な損害を出してまで、バスターダガーやダガーなどのコストが高い機体も生産したことで、なんとか発言権を持てるまでは回復しているが。
ビクトリア基地奪還作戦はオーブ解放戦線とほぼ同時期に進められている作戦であり、ビクトリア基地の奪還はうまくいったことも、アズラエルは軍事においてもなんとか発言できるという感じにまでは政治的に追い詰められている状態ではあったが。
「だがどうするかね、アズラエル、現状を見てもわかるが、今は奪還したビクトリア基地に戦力を集めているうえに、88作戦の戦力や月にある連合基地にもモビルスーツや補給物資を運んでいる最中なのだよ」
「そうだ、到底オーブにたいしてしばらくは戦力を回せる余裕はないぞ、君のおもちゃである後期G型モビルスーツもオーブ解放戦線で簡単に壊されてしまったわけだからな」
実際に連合にもカラミティも限定的に量産はしているがそれは頭にソードとついている格闘機として作られているのだ。
また水中用モビルスーツも同じく開発はしているが、その生産数もまだ少ないのだ、連合の潜水艦隊や海上護衛の任務になんとか使える程度しかないのだから、本当に余裕はないのが実情だったりする。
最後にレイダーの量産機は100機ほど大量生産している最中であり、そのうちの先行量産型レイダーという感じで量産型の初期型十機程度しかないために、空軍としても、88作戦が重要であり、その為に作られている機体であるという認識があるために軍隊としては、そうそうに、量産したのだから、再びオーブに進軍するということはできなくなっているのだ。
「そうだ今はまず、オーブよりもザフトが先だ、そのために我々はパナマもアラスカも捨てたんだぞ」
実際にここにいる将軍の殆どは、アズラエルを利用することで、ザフトに勝つということを目的としているために、どうしてもそれ以外の目的に戦力を使うというのは
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